今朝の中日新聞に宇野重規東京大学教授が衆院選における三つの意義をのべられている。問われるのは何かとということで以下の三点を挙げられている。
第一は資本主義の問い直してあるとのべられている。不平等の拡大に有効な歯止めをかけられないなら、現在の資本主義は立ちいかなる。また、低成長が続くなか、株価の高さが地域の豊かさにつながらない現状をいかに乗り越えていくか、とのべられている。
第一部分を読みながらわたしは資本主義の行き詰まりを示していると受け取りました。不平等の拡大、気候変動、戦争の危機を考えると自分中心(利益第一)の姿勢が危機をもたらし、人類が生存できなるような悲劇を生む危険が増してきていると考えます。資本主義体制が問われてきていると考えます。いずれにしても現状通りでは危機が進化すということでしょう。
第二は新たな感染症との戦いであるとのべられています。この二年間の失敗を繰り返すわけにはいかないとして、求められるのは、新たな感染拡大に備えた医師や看護師の確保、集中治療室、更には検査体制の充実である。政府と研究者の協力関係の強化を図ることも指摘されている。
提言に対して自民党の選挙公約には明確にされていない。逆に病床削減や感染症に重要な役割を果たすべく公立公的病院の病床削減や保健所体制の強化など逆行する姿勢であり教訓を学んでいないのが政権の姿勢である。
第三は脱酸素に向けた社会システムの変革であるとのべられている。改革でなく変革であることの位置づけをきちんとされている。福島の経験から日本は、再生可能エネルギーの拡大に向けて世界を先導する存在になるべきであったとし、世界から大きく遅れていることを指摘し、脱原発に向けた取組の中心が原発の再稼働という悲劇をなんとしても回避すべきと強調されている。
この三点に政党がどう答えているのかチェックし、議論して未来を選択する選挙にしていくことであると認識しました。
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2021-10-17
衆院選の三つの意義
野呂トオル(徹)
1999年の初当選から朝日町議会議員を6期連続で務める。
現在は交通安全協会朝日支部などでボランティア活動をしています。