昨日の中日新聞に内田樹氏が「コロナ後の世界」について書いておられます。「ウイルスの一つくらいで、世界が変わるはずがないし、変わるべきでもない」とのべて「コロナ後の世界」というような問題意識を持とうとしない人がいると紹介しています。
わたしは「コロナ後の世界」という考えが出てきた背景は、コロナ感染によって世の中の矛盾が噴き出てきたからではないかと思います。最大の問題は格差の拡大であると思います。今までも格差の問題は焦点化されていましたが、より具体的に見えた、強い者はより強く、弱い者はより弱くという資本主義の本質が露呈されているということです。
しかも、最も被害を受けているのが女性です。男女の賃金格差、非正規雇用という企業の儲けの調整弁になっていることです。この一つをといってみてもジェンダーギャップが課題として浮き彫りさせました。
もう一つ言うならば、コロナ感染を引き起こした原因とされる人間による自然破壊であると考えます。人間の生存が危うくなってきていることは地球温暖化に端的に現れています。
コロナ後の世界をどうしても考えなければならない状況がつくりだされているのがコロナ感染です。1,貧困と格差を縮小する。2,すべての人間が自分の意志で生きていける社会にするにはジェンダー平等の実現をはかる。3、人間の生存を維持するために気候危機を打開する。4,戦争のない世界をつくる、ことが最低必要な課題です。
コロナ禍でもっとも感じたのは企業利益優先の資本主義体制の限界ではないでしょうか。コロナ後の世界について何が必要か考えてみました。
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2021-10-04
コロナ後の世界
野呂トオル(徹)
1999年の初当選から朝日町議会議員を6期連続で務める。
現在は交通安全協会朝日支部などでボランティア活動をしています。