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2019-10-10

教員に1年単位の変形労働時間制はなじまない

 政府はこの臨時国会で給与特別措置法を改正して、教員の労働時間を1年単位の変形労働時間制に変更しようとしています。学期中の労働時間を延長する代わりに夏休みをふやし、「総じて勤務時間を短縮するため」と文科省は説明しています。働き方改革と言いながら、実態は何も変わらないことを示しています。
 教員にとって夏休みも学校に勤務しており、自ら研修をする時間や学校での研修もあるのが現実ですから、余裕があるといわんばかりの文科省の姿勢は批判せねばなりません。
 いま必要なのは毎月の勤務時間を大幅に減らすことであり、そのためには教員を増やす以外ありません。教員の過重労働をなくしていくことが第一の課題であり、そうしてこそ将来を担う子どもたちにしっかりと向き合えることができるのです。
 変形労働時間制は教育を一層困難にしていくことは間違いないでしょう。教育にたずさわる教員の待遇と環境を改善することこそ文科省はすべきです。