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2019-10-05

首相の所信表明は希望が生まれず、民意への挑戦だけ

 安倍首相は4日の臨時国会開会日に所信表明をした。希望にあふれとのべているが、その内容は示すことはなく、民意に挑戦する危険な表明だけであります。自分の都合のいいことだけ述べたにすぎないということでしょう。
 10月から始まった消費税増税には、引き続き十分に目配りして参りますとのべるだけで、国民の痛みには触れていません。
 全世代型社会保障については、65歳を超えて働きたいと8割が願っているとのべているが、働かざる得ない社会保障の劣悪なことはのべていない。人生百年時代を謳いながら、一生国民を働かせ財界の利益確保と社会保障の改悪を狙っている。
 外交問題では日米貿易交渉を自賛しているが内容は明らかにせず、米国の勝利はトランプ大統領自らが明らかにしている。日韓問題でも、韓国の非を責めるだけで解決策は用意しておらず、ロシアや北朝鮮問題では八方ふさがりの状態のままである。
 結びでは、改憲の議論を求めているのは重大です。改憲勢力が参院選挙で3分の2を下回ったのにもかかわらず、議論するのが国民の民意であるかのようにのべるところが、民意無視の代表的な例です。
 関電の問題や原発に一言ものべていないのは無責任そのものです。
 この政権には国民の希望を成し遂げようとする意志はありません。あるのは、財界とアメリカの利益を追求することであり、多国籍企業の海外進出を背景にアジアの盟主になることしか見えてきません。政治を国民の手に取り戻すしか希望が生まれないことがはっきりした所信表明演説でした。