政府は「あいちトリエンナーレ表現の不自由展」に採択決定していた補助金の交付を取り消した。文化庁は「円滑な運営上の問題」をその理由としていますが、体制に批判的な内容の展示はできないということをのべているもので、憲法第21条の検閲に関わる重大な問題です。
外部の脅迫や批判が理由にも関わらず、適切な対応をせず、即中止を決定したことこそ原点であります。交付金の取り消しは、もともと政府が望んでいたことではないかと思いたくなるのは、安倍政権の政策に批判する類を排除する姿勢です。よく中国は自由がないと批判しますが、中国にあれこれ言う前に、日本にも自由がないことを深刻に考えるべきです。
愛知県の検証委員会は25日、「条件が整い次第、速やかに再開すべき」だとする中間報告をまとめた矢先、それを待っていたかのように、政府の態度が決まったのです。
日本は大変な国家になっていく過程を厳しく問いただし、表現の自由や言論の自由を守っていく覚悟が求められてきているように考えます。自由がなくなった先は戦争への道です。その先頭に立つべきマスコミの体たらくを嘆いているばかりでは進んでいきません。自由と民主主義の本当の意義を問い直すことが必要ではないでしょうか。
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2019-09-26
政府は「あいちトリエンナーレ表現の不自由展・その後」に補助金交付を取り消す
政府は26日、「あいちトリエンナーレ表現の不自由展・その後」に採択決定していた補助金の交付を取り消した。文化庁は「円滑な運営上の問題」をその理由としていますが、政府に批判的な展示は認めないということと同じであります。
「表現の不自由展・その後」が展示中止に追い込まれた問題で、愛知県の検証委員会は25日、「条件が整い次第、速やかに再開すべき」だとする中間報告をまとめた矢先の出来事であり、タイミングを計っていたということでしょう。
どんなことがあっても、表現、言論の自由を守ることが必要です。それが奪われた先は戦前の侵略戦争へ道であったはずです、先人の犠牲に成り立っている憲法の前条項を守り、実行していく以外方法はありません。
野呂トオル(徹)
1999年の初当選から朝日町議会議員を6期連続で務める。
現在は交通安全協会朝日支部などでボランティア活動をしています。