住民のみなさんの声や候補者が町民に接した印象を聞きますと、議会の若返りと女性が増えないことには変わらないという声を多く聞きます。
これらのことが今どの自治体議会でも求められていることです。ジェンダー平等をめざすことが社会の緊急な課題ですから、みなさんにも伝わりつつあるのでしょう。
若い人だけでなく、自分の娘が働きながら子育てをしている姿を見えている母親には一層思いを強くしていることが対話からうかがわれます。
社会は一直線に進まないのが普通ですが、この流れは後退させてはならないと思います。
貴重な一票を行政を良くしていくため、自分の意思を伝えるため行使してほしいと願っています。
ブログBlog
2023-04-13
議会の若返りと女性の進出をい求める声が増えている
2023-04-12
映画「妖怪の孫」で安倍政治の負の遺産をみる
映画「妖怪の孫」を鑑賞した。2822日という歴代最長の安倍政治が残したのは何かを振り返らせてくれた。
冒頭に安倍氏の国葬が行われた日の会場周辺に賛否双方の叫び声が、分断を生んできた状況を映し出していた。安倍政治がしてきたことは特定秘密保護法、集団的自衛権行使容認の閣議決定、安保法制など国民を分断しながら6度の衆参選挙で連勝したことで、選挙に勝てば何をしてもいいというおごりから「モリ・カケ・サクラ」という政治の私物化を生んだことをしっかりと焼き付けた。
その背景には大手代理店と結んだマスメディア戦略の効果と官僚支配があるということが描写されていた。官僚支配について古賀茂明さんのインタビューで2人の官僚がのべていたが、官僚の自立が妨げられ、従うしか保身できないことが今日も続いていることを深刻に受け止めた。
知られていない地元山口での談合疑惑、銃撃死の背景にある旧統一協会との関係など丁寧に取り上げられていた。
タイトルである「妖怪の孫」の妖怪は、母方の祖父岸信介氏が戦後、A級戦犯を免れ、首相の上り詰めたことをあらわしている。岸氏は統一教会を日本に導き入れた人物でもあり、自主憲法制定に執着していたが、果たすことができず安倍氏が追求してきたということも、祖父を信奉していたことから分かります。
安倍氏が残した「見せかけの政治」と「議論しない政治」は岸田政権に引き継がれています。自覚なしの首相ですから一層危険であります。
安倍政治から決別するためにも、映画が映し出す全てが参考になる作品でした。
冒頭に安倍氏の国葬が行われた日の会場周辺に賛否双方の叫び声が、分断を生んできた状況を映し出していた。安倍政治がしてきたことは特定秘密保護法、集団的自衛権行使容認の閣議決定、安保法制など国民を分断しながら6度の衆参選挙で連勝したことで、選挙に勝てば何をしてもいいというおごりから「モリ・カケ・サクラ」という政治の私物化を生んだことをしっかりと焼き付けた。
その背景には大手代理店と結んだマスメディア戦略の効果と官僚支配があるということが描写されていた。官僚支配について古賀茂明さんのインタビューで2人の官僚がのべていたが、官僚の自立が妨げられ、従うしか保身できないことが今日も続いていることを深刻に受け止めた。
知られていない地元山口での談合疑惑、銃撃死の背景にある旧統一協会との関係など丁寧に取り上げられていた。
タイトルである「妖怪の孫」の妖怪は、母方の祖父岸信介氏が戦後、A級戦犯を免れ、首相の上り詰めたことをあらわしている。岸氏は統一教会を日本に導き入れた人物でもあり、自主憲法制定に執着していたが、果たすことができず安倍氏が追求してきたということも、祖父を信奉していたことから分かります。
安倍氏が残した「見せかけの政治」と「議論しない政治」は岸田政権に引き継がれています。自覚なしの首相ですから一層危険であります。
安倍政治から決別するためにも、映画が映し出す全てが参考になる作品でした。
2023-04-11
袴田事件 検察の姿勢が問われる
1966年に静岡市清水区(旧清水市)で起きた強盗殺人事件で死刑が確定した袴田巌さんの再審公判に向けて10日、弁護団と静岡地検、静岡地裁との初の三者協議が静岡地裁でありました。
その席で検察は3ケ月の先延ばしを要求しました。検察は「主張や立証の方針、証拠の範囲について7月10日までに決めたい」ということで延期を要求したということです。
弁護団によると「特別抗告を断念したことは、検察は有罪の立証をあきらめたということであり、何のための猶予期間なのか腹立たしい」とのべた。
検察の最後の抵抗に見えてきます。検察は無実の袴田さんにでっち上げの証拠で死刑判決を求めたのであり、自らの誤りを謝罪を含めて明らかにすべきです。
姉のひで子さんは「ここまで来れば半年や1年どうってことない。先はみえている。わたしは安心しております」と笑顔で語っていますが、どこまで無実の人を苦しめるのか怒りを感じます。
その席で検察は3ケ月の先延ばしを要求しました。検察は「主張や立証の方針、証拠の範囲について7月10日までに決めたい」ということで延期を要求したということです。
弁護団によると「特別抗告を断念したことは、検察は有罪の立証をあきらめたということであり、何のための猶予期間なのか腹立たしい」とのべた。
検察の最後の抵抗に見えてきます。検察は無実の袴田さんにでっち上げの証拠で死刑判決を求めたのであり、自らの誤りを謝罪を含めて明らかにすべきです。
姉のひで子さんは「ここまで来れば半年や1年どうってことない。先はみえている。わたしは安心しております」と笑顔で語っていますが、どこまで無実の人を苦しめるのか怒りを感じます。
2023-04-11
企業倒産が3年ぶりに増加
東京商工リサーチは10日、2022年度の企業倒産件数(負債1000万円以上)は前年度比15%増の6880件と、3年ぶりに増加したと発表した。原材料価格の高騰を価格転嫁できない中小・零細の倒産が増えているということです。
この3月だけでも前年同月比で36・4%増の809件、負債総額は1474億円でした。物価高、人手不足、実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」の返済が本格的に始まっており、再建断念のケースが増加していると分析している。
中小零細企業が99・9%を占めており、労働者の7割を雇用しており、救済政策を実施していかないと大変な状況をつくりかねない。「ゼロゼロ融資」を別枠として、中小零細企業が継続できるよう必要な支援策を実行するのが急務である。
この3月だけでも前年同月比で36・4%増の809件、負債総額は1474億円でした。物価高、人手不足、実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」の返済が本格的に始まっており、再建断念のケースが増加していると分析している。
中小零細企業が99・9%を占めており、労働者の7割を雇用しており、救済政策を実施していかないと大変な状況をつくりかねない。「ゼロゼロ融資」を別枠として、中小零細企業が継続できるよう必要な支援策を実行するのが急務である。
2023-04-10
広島市議選で起訴された議員5人中4人が当選するという驚きの結果
広島市議選で河井事件で起訴された議員5人中4人が当選するという報道がされました。驚かざるを得ません。民主主義も正義もなくなってしまったということがすぐ頭に浮かびました。選挙が何のためにあるのか忘れられてしまっている。低投票率の一因ということでしょう。
選挙で候補者から投票する基準は、候補者が4年前の公約をどう実践してきたのか、この間の活動はどうであったのかと今後4年間の公約をどう提案しているのかを判断するものと考えます。
起訴された議員5人中4人が当選するということは基準もなく選んだのであると想像します。低投票率になっていく一因はこのようなことも原因となっているのでしょう。
このことは広島市民だけのことではありません。選挙で投票することは住民の一人として権利行使であり、地方自治と住民自治を守り発展させる責任があると考えます。選挙結果は住民のあるべき姿が反映されることを求めたい。
選挙で候補者から投票する基準は、候補者が4年前の公約をどう実践してきたのか、この間の活動はどうであったのかと今後4年間の公約をどう提案しているのかを判断するものと考えます。
起訴された議員5人中4人が当選するということは基準もなく選んだのであると想像します。低投票率になっていく一因はこのようなことも原因となっているのでしょう。
このことは広島市民だけのことではありません。選挙で投票することは住民の一人として権利行使であり、地方自治と住民自治を守り発展させる責任があると考えます。選挙結果は住民のあるべき姿が反映されることを求めたい。
2023-04-10
低投票率に危機感を感じる
昨日投開票が行われた道府県議、知事選、政令市議選でいずれも50%を割り込む投票率であったと報道されている。
道府県議選では、前回の44・02%を2・17ポイント減の41・85%となっている。しかもそのうち11県は40%を切ったという深刻な状況です。
知事選挙も今までの最低である46・78%ということであった。地方自治体は住民にとって身近な存在であり、日々の生活に大きく影響を与えているはずであります。
このようでは現状維持派が行政を担当することになりますから、一層住民の関心を呼ばない結果の繰り返しとなっていきます。わたしたちは税金を払っています。その税金がどこに使われているのか監視する権利がありますし、使い方が間違っていれば意見をのべ、選挙の時に審判を下すべきです。
わたしたちは選挙に行かずあなた任せにしていると、何事も自己責任を強制されることになります。23日投開票の市長・市議、町長・町議選、村長・村議選、区長・区議選では投票所に足を運びましょう。
選挙結果を見ますと 立憲政党が議席を減らしています。国民の命の綱になっていますから、それぞれ結果を分析してほしいと思います。論戦や対決点が正しくても議席に結びつかないのは衆参選挙で経験しているはずです。国民に希望を与える説明を求めたいと願っています。
道府県議選では、前回の44・02%を2・17ポイント減の41・85%となっている。しかもそのうち11県は40%を切ったという深刻な状況です。
知事選挙も今までの最低である46・78%ということであった。地方自治体は住民にとって身近な存在であり、日々の生活に大きく影響を与えているはずであります。
このようでは現状維持派が行政を担当することになりますから、一層住民の関心を呼ばない結果の繰り返しとなっていきます。わたしたちは税金を払っています。その税金がどこに使われているのか監視する権利がありますし、使い方が間違っていれば意見をのべ、選挙の時に審判を下すべきです。
わたしたちは選挙に行かずあなた任せにしていると、何事も自己責任を強制されることになります。23日投開票の市長・市議、町長・町議選、村長・村議選、区長・区議選では投票所に足を運びましょう。
選挙結果を見ますと 立憲政党が議席を減らしています。国民の命の綱になっていますから、それぞれ結果を分析してほしいと思います。論戦や対決点が正しくても議席に結びつかないのは衆参選挙で経験しているはずです。国民に希望を与える説明を求めたいと願っています。
2023-04-09
選挙は日常活動がどれだけできているかが大きく左右します
今日も24年間お世話になった感謝のあいさつをしました。みなさん口々に言われることは議員の名前を知らない、個々の議員が議会の活動報告を継続的にしてくれることで知ることになるのですといわれました。
お礼のあいさつと同時に立候補予定者の中で自分の考えや気持ちを引き継いでくれる人への支援もお願いしました。何人かの方はあなたが推薦するなら間違いないでしょうと返答されたことはうれしいことでした。
24年間の活動を通じて築き上げていただいた信頼関係の重さを次の人に伝えていくことも責任であると感じています。
お礼のあいさつと同時に立候補予定者の中で自分の考えや気持ちを引き継いでくれる人への支援もお願いしました。何人かの方はあなたが推薦するなら間違いないでしょうと返答されたことはうれしいことでした。
24年間の活動を通じて築き上げていただいた信頼関係の重さを次の人に伝えていくことも責任であると感じています。
2023-04-08
町議会選挙は無投票が避けられそうです
わたしは立候補をしなかった理由として、世代交代と女性が決定の場に多く参加することが必要と考えるからとのべました。
世代交代はわたしと一つ年齢が下の先輩議員が立候補しません。少しは世代交代への歩みになったのではと思っています。
もう一つの女性が決定の場に多く参加するということで女性議員の複数立候補を願っていましたが、実現しそうです。無投票が予想されていましたが、無投票はいけないということで元職の女性が立候補を決意しました。
立候補するのは現職と元職の女性2人ということです。わたしは現職の女性議員とかかわっていますが、2人とも当選することを願っています。
女性の議員が増えることは人口の半分は女性であり、社会を変えていく力になるはずです。自治体議会の動きを見てますと女性議員の占める比率で議会も変わってきており、その力で行政に対する提案も多くされています。
ジェンダー平等社会こそ求めていかなければならない課題であります。女性の声こそ自治体行政や社会を変えていく大きな力になるはずです。みなさんの選挙期待します。
世代交代はわたしと一つ年齢が下の先輩議員が立候補しません。少しは世代交代への歩みになったのではと思っています。
もう一つの女性が決定の場に多く参加するということで女性議員の複数立候補を願っていましたが、実現しそうです。無投票が予想されていましたが、無投票はいけないということで元職の女性が立候補を決意しました。
立候補するのは現職と元職の女性2人ということです。わたしは現職の女性議員とかかわっていますが、2人とも当選することを願っています。
女性の議員が増えることは人口の半分は女性であり、社会を変えていく力になるはずです。自治体議会の動きを見てますと女性議員の占める比率で議会も変わってきており、その力で行政に対する提案も多くされています。
ジェンダー平等社会こそ求めていかなければならない課題であります。女性の声こそ自治体行政や社会を変えていく大きな力になるはずです。みなさんの選挙期待します。
2023-04-08
日銀の国債保有がこの1年で55兆円増えた。
日銀の発表によると、国債保有をこの1年で526兆円から55兆円増やし581兆円に膨らんだ。日銀によると金利が2%になると含み損は50兆円になるとしています。
黒田日銀総裁は退陣しましたが、異次元の金融緩和が富裕層と大企業に恩恵を大きくもたらしたが、国民生活は何らの希望を見いだせない生活に追い込まれており、金融政策の転換が必要に迫られている。
日銀が出口戦略を見定めない限り財政破綻が迫ってきます。政府の無策が困難を増していますから、立憲野党の姿勢も問われていると考えます。
黒田日銀総裁は退陣しましたが、異次元の金融緩和が富裕層と大企業に恩恵を大きくもたらしたが、国民生活は何らの希望を見いだせない生活に追い込まれており、金融政策の転換が必要に迫られている。
日銀が出口戦略を見定めない限り財政破綻が迫ってきます。政府の無策が困難を増していますから、立憲野党の姿勢も問われていると考えます。
2023-04-08
実質賃金は11ケ月連続減少
厚生労働省が発表した2月の毎月勤労統計調査の結果、実質賃金は前年同月比で2・6%減となったとした。11カ月連続でマイナスを示している。物価の伸びが鈍化したため、減少幅は1月の4・1%から縮小していますが、物価の高騰が賃金の伸びを上回っている状況には変わりありません。
賃金が大幅に伸びない限り事態の改善は望めません。軍事より生活優先の政策転換が求められています。
賃金が大幅に伸びない限り事態の改善は望めません。軍事より生活優先の政策転換が求められています。
野呂トオル(徹)
1999年の初当選から朝日町議会議員を6期連続で務める。
現在は交通安全協会朝日支部などでボランティア活動をしています。