石破首相は7日の夕刻に辞意を表明した。参院選での国民の意思を無視して党内抗争の結果ということでしょう。これから総裁選が行われますがマスコミはだれがなるかの報道に明け暮れ自民党の広報部の役割を果たすでしょうが、報道機関の自覚を持つべきである。
石破首相は会見で、政治とカネの問題をはじめ、国民の政治に対する不信を払拭できていない。このことを最大の心残りとしている。このことが選挙の大敗の原因であり、自民党全体の責任である。たとえ看板が変わろうとも解党的出直しはできないでしょう。
国民は自民党政治に不信を抱いているのであり、自民党政治の転換がない限り未来はない。大企業とアメリカ言いなりの政治にピリオドを打たないと転換はできないはずである。
いまこそ野党は、自民党の政治を本当に転換させるため、自民党に助け船や戦前回帰を狙っている党ではなく、日本国憲法の原点に立脚して大企業中心の内政とアメリカ言いなりの外交政策からの脱却、排外主義に反対し、多様性と人権が保障される日本を再生していくために結集すべきである。
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2025-09-08
石破首相が辞意表明 誰のための行動なのか
2025-09-07
1つのアウトをとることの難しさを感じる
NHKBSではほぼ毎日大リークの放送をしている。今日の放映はドジャースとオリオールズ戦でした。たまたまドジャースの山本由伸投手がノーヒットノーランの快投で終盤を迎えていました。記録の達成を願って最後までテレビの前で戦況を見ていました。
9回2アウトまで快投は続いていましたので、快挙は達成されると思っていましたが、最後の打者にホームランを打たれ記録は達成できませんでした。
救援した投手は一人打ち取ればドジャースの勝利になるわけですが、なぜか二塁打、デットボール、四球の連続で1点差、そこで投手が交代したが逆転の適時打を喫し、4−3でオリオールズが逆転勝利した。
ほぼドジャースが勝てたゲームですが、最後の打者を打ちとることがどれほど大切なのか、一つのアウトをとることがいかに大切かを感じた。同時にオリオールズが最後まであきらめない粘りがあったことも忘れてはならない。
日々の生活で何でもないことを安易に取り扱うことも戒めることが必要であることを痛感した今日の試合でした。
9回2アウトまで快投は続いていましたので、快挙は達成されると思っていましたが、最後の打者にホームランを打たれ記録は達成できませんでした。
救援した投手は一人打ち取ればドジャースの勝利になるわけですが、なぜか二塁打、デットボール、四球の連続で1点差、そこで投手が交代したが逆転の適時打を喫し、4−3でオリオールズが逆転勝利した。
ほぼドジャースが勝てたゲームですが、最後の打者を打ちとることがどれほど大切なのか、一つのアウトをとることがいかに大切かを感じた。同時にオリオールズが最後まであきらめない粘りがあったことも忘れてはならない。
日々の生活で何でもないことを安易に取り扱うことも戒めることが必要であることを痛感した今日の試合でした。
2025-09-06
今年の都道府県最低賃金改定額の発効日が原則に反しているのが問題
今年の都道府県の最低賃金の改定額が出そろいました。全国加重平均額は現行の1055円から1121円へと、66円の引き上げとなります。すべての都道府県が1000円台になったことはやっということもありますが、労働者や都道府県知事等の努力があったものと思います。しかし、欧米に比べても金額は半分であり、石破首相が目標としていた2020年代の全国加重平均1500円には77円必要であったことからも不十分なものです。
都道府県の改定額が発効されるのは、1番早くて栃木の10月1日で、最も遅いのは秋田の来年3月31日です。月別では10月が20自治体、11月が13自治体、12月が8自治体、来年1月が4自治体、来年3月が2自治体となっています。
発効日が違っているのは、中小企業の支払い能力を勘案したものと思いますが、改定額を公示した30日後発行するのが原則ですから、遅くとも11月中には発行すべきと思います。そのためには一部の県が支援しているように政府が中小企業への公的支援を実施すべきです。
都道府県の改定額が発効されるのは、1番早くて栃木の10月1日で、最も遅いのは秋田の来年3月31日です。月別では10月が20自治体、11月が13自治体、12月が8自治体、来年1月が4自治体、来年3月が2自治体となっています。
発効日が違っているのは、中小企業の支払い能力を勘案したものと思いますが、改定額を公示した30日後発行するのが原則ですから、遅くとも11月中には発行すべきと思います。そのためには一部の県が支援しているように政府が中小企業への公的支援を実施すべきです。
2025-09-05
生活保護申請時に行政が財布の中身を確認するのは申請権の侵害にならないか
今日の中日新聞朝刊に生活保護申請を受ける際、申請者の財布の小銭を確認していたことが取り上げられている。鈴鹿市の例で説明されている。
新聞社の調査により愛知、岐阜、三重、長野、福井、滋賀、静岡の7県では10自治体で行われているということでした。実施の理由として、生活保護者に不利がないように正確さを確認するとされている。
名古屋市など約20自治体は、資産を自己申告してもらうとして財布を確認していないと答えている。この方法が当たり前であり住民に寄り添って行政を行う自治体として住民を信頼することが基本ではないか。
生活保護はセフティーネットとして最後の救済制度である。必要な人々の2割に満たない人しか利用できていないことを考えると生活保障制度としてその役割を果たすべきである。
かつては小田原市、最近では桐生市で申請させないことが行われていましたが、その誤りが明らかにされた。鈴鹿市は自己申告にとどめる方法に改めているが、市の担当者は「三重県内の他市の状況を確認し、最終決定をした」と説明している。本当に間違いと思っての措置か疑わしい。
いまの生活保護行政の在り方が問われているということでしょう。
新聞社の調査により愛知、岐阜、三重、長野、福井、滋賀、静岡の7県では10自治体で行われているということでした。実施の理由として、生活保護者に不利がないように正確さを確認するとされている。
名古屋市など約20自治体は、資産を自己申告してもらうとして財布を確認していないと答えている。この方法が当たり前であり住民に寄り添って行政を行う自治体として住民を信頼することが基本ではないか。
生活保護はセフティーネットとして最後の救済制度である。必要な人々の2割に満たない人しか利用できていないことを考えると生活保障制度としてその役割を果たすべきである。
かつては小田原市、最近では桐生市で申請させないことが行われていましたが、その誤りが明らかにされた。鈴鹿市は自己申告にとどめる方法に改めているが、市の担当者は「三重県内の他市の状況を確認し、最終決定をした」と説明している。本当に間違いと思っての措置か疑わしい。
いまの生活保護行政の在り方が問われているということでしょう。
2025-09-04
ジェンダー平等の諦場に立たないかぎり人口減少は進むでしょう
厚生労働省は8月29日に今年上半期の出生数を速報値として発表した。出生数は33万9280人で,前年同期比で3・1%減となっている。
年々減少しているのは、結婚する人が減少していることと子どもを産む人が減っていることである。行政は結婚ができる機会をつくるためイベント等を企画しているが、根本の原因を突き止めない限り効果は生まれないでしょう。
女性が職業を持ちながら結婚し、子育てできる環境が整っているかを考えると、女性だけが負担を強いられているということが、多くの女性は見たり聞いたりして知っている。
何よりも女性が一人の人間として自立していくことを求めているのが今の姿ではないか。それよりも後退する状況は選択しないという決意で日々暮らしていると思います。
社会全体、とりわけ男性自身がジェンダー平等の姿勢に立たない限り人口減は続きます。男女同一賃金、労働時間の短縮などゆとりを持った生活ができるシステムをつくることがいま求められている課題です。
年々減少しているのは、結婚する人が減少していることと子どもを産む人が減っていることである。行政は結婚ができる機会をつくるためイベント等を企画しているが、根本の原因を突き止めない限り効果は生まれないでしょう。
女性が職業を持ちながら結婚し、子育てできる環境が整っているかを考えると、女性だけが負担を強いられているということが、多くの女性は見たり聞いたりして知っている。
何よりも女性が一人の人間として自立していくことを求めているのが今の姿ではないか。それよりも後退する状況は選択しないという決意で日々暮らしていると思います。
社会全体、とりわけ男性自身がジェンダー平等の姿勢に立たない限り人口減は続きます。男女同一賃金、労働時間の短縮などゆとりを持った生活ができるシステムをつくることがいま求められている課題です。
2025-09-03
今後の課題として未来に展望が抱けるものであることを考えたい
自民党は政権政党としての資格を失いつつある、いや資格がなくなっているかもしれない。内輪もめに終始して国民への責任を果たさないならば未来に希望が持てる政治への転換が必要である。
三つの大きな課題が横たわっている。第一は貧困と格差の拡大をなくしていくことである。第二は気候危機の状況から脱出する政策をきちんと実行することである。第三は戦争をなくすことである。
貧困と格差の拡大は富の分配が極端に不公正な社会をつくっているからで、富の偏在をなくすには税制と分配の公正な改革が求められる。
気候危機については、パリ協定で今世紀末で産業革命から気温の上昇を1・5度未満に抑えることであるが、24年度末で1・55度まで上昇していることが明らかになっている。産業優先政策が環境破壊をないがしろにしてきたからであり、人間の生命が危ぶまれる事態になりかねない。
戦争をなくすことは地球を守るために必要なことである。しかし、資本主義の危険な産業である武器産業で富を得るため武器消費のために戦争を起こしているとも考えられる。
以上は資本主義の高度化が引き起こしたものであり、わずかな資本家集団が富を独占しようとして強欲に進めていることから起こされていることであるといいたい
わたしたちは全ての人間が安心安全に暮らしていくために、現在の経済システムである資本主義が果たしてよいのかを検討・論議するのが必要でないか。少数の利益のために多数が犠牲になる社会は正しくないし、是正していかなくてはならない。
若い人たちが希望を持てないのはいまの社会(資本主義)が続くと考えていることである。国民が中心になる社会を本当につくることが21世紀から22世紀の課題であると考えます。
三つの大きな課題が横たわっている。第一は貧困と格差の拡大をなくしていくことである。第二は気候危機の状況から脱出する政策をきちんと実行することである。第三は戦争をなくすことである。
貧困と格差の拡大は富の分配が極端に不公正な社会をつくっているからで、富の偏在をなくすには税制と分配の公正な改革が求められる。
気候危機については、パリ協定で今世紀末で産業革命から気温の上昇を1・5度未満に抑えることであるが、24年度末で1・55度まで上昇していることが明らかになっている。産業優先政策が環境破壊をないがしろにしてきたからであり、人間の生命が危ぶまれる事態になりかねない。
戦争をなくすことは地球を守るために必要なことである。しかし、資本主義の危険な産業である武器産業で富を得るため武器消費のために戦争を起こしているとも考えられる。
以上は資本主義の高度化が引き起こしたものであり、わずかな資本家集団が富を独占しようとして強欲に進めていることから起こされていることであるといいたい
わたしたちは全ての人間が安心安全に暮らしていくために、現在の経済システムである資本主義が果たしてよいのかを検討・論議するのが必要でないか。少数の利益のために多数が犠牲になる社会は正しくないし、是正していかなくてはならない。
若い人たちが希望を持てないのはいまの社会(資本主義)が続くと考えていることである。国民が中心になる社会を本当につくることが21世紀から22世紀の課題であると考えます。
2025-09-02
石井章氏が議員辞職 本人はもとより日本維新の会は説明すべき
秘書給与をだました疑いで関係先が強制捜査を受けた石井章参議院は1日、参院に辞職願を提出し、議長に許可された。
議員辞職は当然であるがこの間の経過は本人が全く説明していないし、日本維新の会は議員を除名したからといって党に所属していたときの出来事であり説明する責任が公党としてあります。
これまでも国会議員の不祥事による議員辞職がありましたが、誰一人国民への謝罪や経過を説明したことがない。有権者の投票で選ばれた身分であるにもかかわらず、辞職の説明責任を果たさずして姿を消すのは無責任そのものです。
所属政党であった日本維新の会は国民に何ら説明することなく沈黙を取り続けているのは「身を切る改革』をキャッチフレーズにしてきた党として責任のあり方と今後の姿勢を示すべきである。
どんな不利な状況になったとしても国民との関係を維持するためにも必要な対応をすべきなのが政党というものではないでしょうか。無責任体制が広まっていくのは政治への不信を増すものであり、信頼というものを世の中から失わせることであることを痛感してほしい。
議員辞職は当然であるがこの間の経過は本人が全く説明していないし、日本維新の会は議員を除名したからといって党に所属していたときの出来事であり説明する責任が公党としてあります。
これまでも国会議員の不祥事による議員辞職がありましたが、誰一人国民への謝罪や経過を説明したことがない。有権者の投票で選ばれた身分であるにもかかわらず、辞職の説明責任を果たさずして姿を消すのは無責任そのものです。
所属政党であった日本維新の会は国民に何ら説明することなく沈黙を取り続けているのは「身を切る改革』をキャッチフレーズにしてきた党として責任のあり方と今後の姿勢を示すべきである。
どんな不利な状況になったとしても国民との関係を維持するためにも必要な対応をすべきなのが政党というものではないでしょうか。無責任体制が広まっていくのは政治への不信を増すものであり、信頼というものを世の中から失わせることであることを痛感してほしい。
2025-09-01
いのちを守ること、日常を取り戻すことが防災の役割です
9月1日は防災の日です。わたしたち一人一人が自分の命を守ることが日常の生活の心得です。地震は日時は予想できませんが、東南海地震や首都直下地震は起きる可能性が高いといわれており、気持ちの準備が求められています。
ここ数年、地震だけでなく気候温暖化の影響で異常気象により大型台風、豪雨、それによる洪水、山火事などが増えています。毎年同じようなところで災害が起きているのも気になります。
災害が起きた時の命を守る行動では、独居高齢者の安全確保が大きな課題になってきています。高齢化が進んでいることや高齢者夫婦だけの世帯も増えており、独居だけの世帯が当然増えてきます。障害者などの対策は進んでいますが、これから特に力を入れる部分ではないでしょうか。
災害で幸い助かったいのちもその後の避難生活などで命を失うことが増えてきています。福祉の提供の弱さであることになりますが、能登半島地震やその後の豪雨で元の住んでいたところに戻ろうとしても福祉提供、特に介護施設の再開が困難を極めていることが報道されています。
いのちを守る対策こそ防災の最も必要なことであり、そのための施策に財政と人材を確保すべきです。ミサイルに投入する費用があればそちらへ振り向けるべきです。常に弱者に寄り添う政治こそ為政者の責任です。
ここ数年、地震だけでなく気候温暖化の影響で異常気象により大型台風、豪雨、それによる洪水、山火事などが増えています。毎年同じようなところで災害が起きているのも気になります。
災害が起きた時の命を守る行動では、独居高齢者の安全確保が大きな課題になってきています。高齢化が進んでいることや高齢者夫婦だけの世帯も増えており、独居だけの世帯が当然増えてきます。障害者などの対策は進んでいますが、これから特に力を入れる部分ではないでしょうか。
災害で幸い助かったいのちもその後の避難生活などで命を失うことが増えてきています。福祉の提供の弱さであることになりますが、能登半島地震やその後の豪雨で元の住んでいたところに戻ろうとしても福祉提供、特に介護施設の再開が困難を極めていることが報道されています。
いのちを守る対策こそ防災の最も必要なことであり、そのための施策に財政と人材を確保すべきです。ミサイルに投入する費用があればそちらへ振り向けるべきです。常に弱者に寄り添う政治こそ為政者の責任です。
2025-08-31
自分の目で確かめる大切さ
今日の中日新聞に専修大学の山田健太教授が「沖縄で学ぶことの大切さ」について『視座』のところで語られている。学生が広い社会的関心や豊かな想像力を育むため夏休みに学生とともに沖縄で過ごされている。
この20年間で、沖縄・辺野古の海は様変わりしたと語られている。戦後80年とメディアは伝えているが、沖縄は先の戦争が終わっておらず、継続している現実があるとされる.当たり前の人権が80年間一度も実現していない日常がある。これが今日までの沖縄の実態であり、一層厳しくなってきていることが強調されている。
沖縄から見える現実を伝える声は小さいが、対立の実態を見極めるには、体験と観察が不可欠とのべられている。これに勝るものはないのである。
わたしたちは現地に行くことはできなくとも、先の戦争の実態とその後の占領下での米軍の不当な弾圧と強権政治、72年の復帰後も人権が今日まで保障されていない。米軍と日本政府の理不尽な対応が終わっておらず、今日、中国との対立が作り出されている前進基地の役割と再び犠牲にさせられることの状況をしっかりと認識することが大切であると感じました。
この20年間で、沖縄・辺野古の海は様変わりしたと語られている。戦後80年とメディアは伝えているが、沖縄は先の戦争が終わっておらず、継続している現実があるとされる.当たり前の人権が80年間一度も実現していない日常がある。これが今日までの沖縄の実態であり、一層厳しくなってきていることが強調されている。
沖縄から見える現実を伝える声は小さいが、対立の実態を見極めるには、体験と観察が不可欠とのべられている。これに勝るものはないのである。
わたしたちは現地に行くことはできなくとも、先の戦争の実態とその後の占領下での米軍の不当な弾圧と強権政治、72年の復帰後も人権が今日まで保障されていない。米軍と日本政府の理不尽な対応が終わっておらず、今日、中国との対立が作り出されている前進基地の役割と再び犠牲にさせられることの状況をしっかりと認識することが大切であると感じました。
2025-08-30
緊急避妊薬を薬局で購入できる市販薬として厚労省が承認する
望まぬ妊娠を防ぐための緊急避妊薬(アフターピル)を処方箋なしで薬局で購入できる市販薬として認めるかどうかを議論していた厚労省の審議会は29日、薬剤師の前で服用することを条件に市販薬として承認することを決めた。長年関係団体が求めていたことが実現するという大きな成果を生んだことになる。
すべての薬局やドラックストアで取り扱いされるかどうか、薬剤師の面前での服用はプライバシーの点でどうかと思いますが、ジェンダー平等を進める点では大きく評価されるものであり、他の課題へのステップにもなればと思います。
すべての薬局やドラックストアで取り扱いされるかどうか、薬剤師の面前での服用はプライバシーの点でどうかと思いますが、ジェンダー平等を進める点では大きく評価されるものであり、他の課題へのステップにもなればと思います。
野呂トオル(徹)
1999年の初当選から朝日町議会議員を6期連続で務める。
現在は交通安全協会朝日支部などでボランティア活動をしています。