前朝日町議会議員
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2023-09-08

大人の生きづらさが一番弱い子どもへの虐待につながっているのでは

 こども家庭庁は7日、全国の児童相談所が22年度に対応した虐待相談件数は前年度より1万1510件数増え、21万9170件であったと発表した。対象は18歳未満の子どもである。
 ドメスティックバイオレンスを含む「心理的虐待」が12万9484件で6割を示している。「身体的虐待」は5万1679件、「育児放棄」は3万5556件、「性的虐待」は2451件となっている。
 児童相談所に通告するケースが増えているとはいえ、まだ知られていないケースがあるものと想像されます。子どもが弱い立場に置かれている限り増えていくことは考えられます。
 子どもは人格を持った人間であり、子どもの権利条約が定めているように最善の利益を考えるならば、人権をしっかりと保障すべきです。貧困の格差は一層拡大し、子どもを育てる環境も悪くなっており、政治の責任が問われてきます。
 子どもは未来社会を形成するために大事な宝です。権利意識を持った、他人を尊敬しながら思いやる心を育むためにも子ども中心の家庭生活を営むことが大切であることを強調したい。

2023-09-08

企業との癒着構造を断つには企業献金(名を借りたパーティー券)を廃止すべき

 秋本衆院議員(自民党離党)が、風力発電会社から6000万円の資金の提供を受け、同社の有利になる国会質問をした疑いで東京地検特捜部に逮捕された。
 国会質問は国民の求めているものを実現させるためにするものであって、特定の企業や団体のためにするものでない。質問内容によって政策が変更されたということのようですが、金の力で国の政策がゆがめられてはならない。
 秋本議員は辞職すべきであり、所属していた自民党と政府は事態を明らかにすべきである。このような事態を生み出しているのは議員と企業が癒着していることであり、その根源は企業団体献金である。
 国会議員は国民の投票で正当に選ばれた代表である。企業の利益に沿って行動することは国民の負託にこたえたことにならない。最大の悪はパーティー券を含む企業献金、団体献金であり、そのうえ政党助成金を手にするならば国民のための政治をする意思を持とうとはしない。
 国会議員は国権の最高機関を構成している一員である。国民の負託にこたえる議員である自覚を持つべきである。

 

2023-09-07

久しぶりの下校時の児童見守り

 二学期が始まってから一週間になります。下校時の見守りは週一回担当していますが、今日から始まりました。元気な児童の姿と「ただいま」という声が響いてきます。
 元気な姿と声を聞きますが、思いランドセルを背負いながら同時にそれぞれの生活を背負ったものを持っていると思います。なかなか外からはみえませんが、日々の生活のなかでどれだけ変化があるかを見つけることが親、先生、おとなの責任であろうと思います。
 中学生が親を殺傷したという悲しい事件が報道されています。つらい気持ちを背負った子どもは想像以上にいるのではと思います。今日のように貧困と格差が広がってくると様々な影響が今後も出てくるでしょう。親の生活を守ることが子どもの安心につながります。
 子どもの権利が守られる社会をめざしてそれぞれ大人ができることをしていくことが必要でしょう。

2023-09-05

最高裁の不当判決抗して沖縄県民は新基地断念を求め続ける

 最高裁は4日、辺野古新基地建設をめぐり、軟弱地盤に伴う地盤改良のための設計変更申請を不承認とした沖縄に対する国交省の「是正指示」は違法だとして、県が取り消しを求めた上告審判決で、上告を却下した。
 最高裁は弁論も開かず国の言いなりになり下がった司法の役割放棄である。私人の権利救済が目的である行政不服審査法を悪用して、沖縄防衛局が私人に成りすまして、私人と国を自分の都合で使い分け県民の願いを踏みにじった権力行使である。
 県民投票や各種選挙で民意を示してきた県民の願いと地方自治を無視するやり方は民主主義の破壊といえます。
 軟弱地盤であることは示されており、基地建設が不可能であることから県の正当な言い分は科学的根拠を明らかした上でのものである。
 米軍が土地を奪ってつくった基地を返してほしければ新基地を日本の費用でつくれといっていることに何の異論をはさむことなく県民の命より米軍の利益を上に置く屈辱姿勢が日本を一層ダメにしていることは明らかである。
 沖縄県民は78年間米軍と日本政府にいのちと暮らしや人権を奪われてきている。78年の歴史は今回のことで一層新基地建設反対の闘いが継続されていくはずである。沖縄県民への連帯がわたしたちの責任である。

2023-09-04

山田洋次監督はつながり(連帯)が大事なことを

 山田洋次監督の「こんにちは、母さん」を鑑賞した。いつもながらセリフのやさしさが鑑賞している者の心を和らげています。
 人はそれぞれ生きていますが、どういう現在であろうと自分で選択してきたものです。その中で一生懸命生きている人のやさしさや苦しみを表現しています。だれもが迷いながら生きていることがよく見えています。組織の中で生きていく上下関係と生きずらさ、ホームレスへの支援をしている人間同士のつながり、生きるのに自信がない若者、年老いて恋愛感情を持つ男女、とりわけ女性の心が丁寧に描写されています。
 映画の舞台は東京の下町ですから、東京空襲の経験者に戦争はダメと発言させるなど、現実の様々な情景のなかで中心である家族を取り上げています。どこかで支え合う、助け合うわけですが、互いに理解し合いながら次への道を進もうとしているのではと思いました。
 生き方にはいろんな道がある。自分の納得する道を選ぶことが自分を大切にすることなんだと受け取りました。同時に家族をはじめいろいろな人とのつながりがなければ生きていけないことを学ばせさせてくれるものでもありました。
 山田洋次監督は素敵な思想家であるといつも感じることです。
 映画を見てどう感じ、どう受け止めるかは人それでしょうが、肩の荷が少し下りたり、すこし元気にしてくれに違いありません。ぜひ映画館に足を運んでください。
 

2023-09-03

歴史は事実を変えることはできない

 今年は関東大震災から100年になるが、大震災の時に朝鮮人が数千人虐殺されたことを示している記録映画を鑑賞した。
 映画は東京荒川で59年目に始められた朝鮮人虐殺遺体の発掘作業が始まりになっていた。遺体は出てこなかったが、1923年の翌年に発掘して他の場所に移動したということが新聞報道があったということでした。
 虐殺から運よく生き延びた人や実際に目撃した人たちの証言をもとに映像は進み、兄弟を失った人や誤解をしていた日本人との交流を通じて関係が修復されているという内容であったと思います。
 1910に朝鮮を併合したので、その報復を恐れてデマを流して虐殺して朝鮮人は怖いということを日本国民に浸透させるのが狙いであったと思われます。
 今日でも日本は戦前の侵略戦争や侵略行為について政府自ら認めようとしていません。松野官房長官が関東大震災で朝鮮人が虐殺されたことについて、記録はない、今後調べるつもりはないと歴史を改ざんする姿勢です。
 両国政府間で和解が仮にできても、侵略された韓国国民が納得することと、日本国民が侵略した事実を認めないことには解決に向かっていかないでしょう。そのためには村山談話を基礎に政府の姿勢をはっきりさせることだと、記録映画を鑑賞した思いました。

2023-09-02

来年度予算の概算要求額は114兆円超となり国債依存が増える

 政府の2024年度予算の概算要求額が示された。総額が114兆円超となり財政状況は全く考慮されていない。
 問題となるのは軍事費で7兆7383億円となっている。23年度当初予算より1兆1384億円(17・2%)の大幅増額で、今後の財政を硬直化するものとなるでしょう。
 これには米軍再編経費や事項要求などがあり膨らむことは考えられます。軍事国家体制が前面に出てきている内容といえます。
 長期金利の引き上げで国債費は28兆1424億円となっており、23年度当初比で2兆8921億円増額しています。これらの影響は社会保障費その他に影響を及ぼすことは明らかであり、物価や少子化対策は事項要求であり天井知らずの予算になっていく危険があります。
 軍事費第一の財政運営となれば国民の命を守る予算や教育予算は削られいき、財源として国債依存が増し財政危機の深化は一層増します。
 軍事予算を減らすことこそ政策の基本にすべきです。

2023-09-01

社会は変化しないと思っているのか社会は変化しないと思っているのか

 岸田首相は31日、政府の「新しい資本主義実現会議」で最低賃金を2030年代半ばまでに1500円に引き上げることの目標を示しました。12年かかれば年41円、15年であれば年33円の引き上げとなりますが、引き上げのペースはいまより落ちます。いまのままで社会が推移していると思うのでしょうか。
 現在ドイツは1749円、フランスは1679円ですから、そこにもとても及ばないどころかさらに引き離されることになります。異次元の少子化対策と同じように世界の流れに落とされていきます。
 マスコミは報道するだけで批判の言葉が紙面に出てきません。あらゆる面でいびつな社会が一層いびつになることを食い止めることが必要であります。

2023-09-01

関東大震災100年・・人のいのちを第一にするまちづくりを

 9月1日は防災の日です。100年前の関東大震災の教訓を学ぶものとして設けられたと認識しています。
 地震が昼前で食事の準備しているところで起きたため死者の9割が火災の犠牲者となっています。津波の犠牲者もあったことを忘れてはならないと思います。
 「富国強兵で都市の基盤が整備されないまま多くの工場ができ、そこで働く人が集まり、周りに耐震性の低い家が密になっていたことが被害を広げたとされています。
 いま、大都市ではビルが乱立するくらい増えています。一方で昔の儘の住宅地が残っています。経済優先のことがいびつな都市をつくっており、昼間人口も都市に集まっています。これを直していかないと首都直下地震や南海トラフへの備えはできないでしょう。
 近年は海が埋め立てられ、気候の激変化で新たな災害の形が生まれてきそうです。何よりも人命を大切にするまちづくりと行政が求められていると考えます。
 関東大震災で「社会主義者が内乱を企てている」「朝鮮人が井戸に毒を投げ入れている」などのデモが流され朝鮮人や中国人、社会主義者などが大量虐殺されたことを否定する動きがあることも歴史を改ざんする権力者の策動を打ち破っていくことも必要なことであることを肝に銘じたい。 

2023-09-01

議会傍聴で感じたこと

 議員を辞めてから2回目の議会傍聴をしました。初日にあります議員の行政に対する一般質問を聞いたわけです。
 まず感じたことは議員の質問が行政に響き、傍聴者にも理解できる内容であったかで、議場で質問しなくても行政の担当者に聞けば用を満たす内容もあれば、勉強不足なのか受け身の質問に見えた内容もありました。質問者が答弁者とキャッチボウルの繰り返しのようで焦点が定まっていないようなこともありました。
 質問者は事前に十分勉強して行政と双方向のやりとりができ、争点が明確にしていくことが大事ですが、懸命に努力している議員も複数おり、期待が持てる部分も感じました。
 財政状況が厳しいですから、議員からの政策要求に財政問題を理由に賛同できないことがありましたが、この壁を打ち破るためには財政の勉強をしなくては打ち破れないことを休憩中に示唆さしていただきました。
 自治体間で住民の負担を減らす施策は財政状況が関係して差がありますが、自治体の努力を求めるとともに、その原因の一つは自治体間の差をつける政府の地方財政対策にあるということは認識する必要があるでしょう。
 今日の質問で日々の暮らしに誰もが共通する生活支援策を求める内容がなかったことが残念です。
 住民と直接接触して現場の課題を積み上げてきている議員の質問は内容と説得力があることを感じました。さらなる努力を求めたい。