前朝日町議会議員
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2023-11-23

福島第一原発事故に国の責任を認めない判決は最高裁に忖度した結果か

 福島第一原発で愛知、岐阜、静岡に避難した42世帯120人が国と東京電力に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が22日名古屋高裁であり、松村徹裁判長は一審同様に国の責任を認めず、東電だけに賠償を認めた。
 判決には国の規制権限を行使しても、津波対策として講じられるのは、「長期評価」で想定された津波に対応した防潮堤の設置になった可能性が高く、実際の事故を防ぐことはできなかったと、国の責任を認めなかった。
 最高裁は昨年6月17日に同種の訴訟に国の責任を認めないという統一見解を示している。今回の判決もそれに沿ったものであります。国の責任を認めないとすると政治の責任がどこにあるか論じられなければなりません。
 普通の生活を奪われ故郷を失ったいえるわけですから、原告団は今後も闘うことになるでしょうが、道理や正義を勝ち取るには闘い続けることになります。無責任時代の象徴的状況に怒りがわいてきます。法とは何か、正義とは何かが問われ続けなければならないと考えます。

2023-11-23

高熱に苦しみ健康の大切さが自覚させます

 日曜日午後、四日市市で行われた愛知・岐阜・静岡・三重「軍拡・改憲よりも 暮らし、平和」4県一斉行動に参加し、イベントが行われていた街を歩き諏訪太鼓を聞き楽しんで帰宅したのですが、月曜日の午後から熱が急速に上がり38度を超したのでコロナかインフルエンザに感染したのではないかと気にしていました。両方とも予防接種はしていましたが、念のためかかり医院で検査してもらったがそうではなかったので安心しましたが、もしかしたら2年前に膀胱が炎症したことがあったので、また同じではないかと思い紹介状をもらって火曜日に市立市民病院の泌尿科に行きました。
 月曜日の夜は39・1度まで上がり、トイレに行っても尿がほとんどです、小便をもようするたびに同じ状況の繰り返しでした。
 火曜の市立四日市病院では尿検査、血液検査、エコー検査をしましたが、前回と同じように炎症を起こしていたということでした。点滴をして帰宅したのですが、高齢になると前日元気でも次の日に変調になることがありますので健康に注意せねばと確認するのでした。
 紹介状がないと大病院では初診料が7千円必要ですので、健康は家計にも影響を与えるものであると痛感しました。
 来週再び検査してもらいます。

2023-11-18

大谷翔平選手が二度目のMVPの快挙

 米大リーグの最優秀選手(MVP)にア・リーグはエンゼルスの大谷翔平選手が選ばれた。2年前に続き2度目も満票であった。満票で選出されたのは史上初めてであり、複数回受賞は4日本人で初めてである。
 昨年は2位の票数であったことを考えると大変な選手である。野球一筋に集中しての選手生活である。二刀流で新たな野球に挑戦し、評価の低かったDH制への評価を高めるなど、新しい野球への魅力をファンに提供した。
 今年は右ひじの故障で最後の25試合を欠場したが、手術のあとは順調良く進んでいるようで、来シーズンは投手としては見られないが、1年でも長く選手生活を送ってほしいというのがファンの思いであろう。
 

 

2023-11-18

国立大学法人法改悪案は衆院委員会で可決

 国立大学法人法改悪案が17日の衆院文部科学委員会で可決された。今月7日に提案され、参考人質疑はありましたが十分な審議が行われたとは思えません。
 改悪案は、政令が指定する大規模な国立大学に新たに設置が義務づけられる「運営方針会議」は、大学運営の最高意思決定機関になり委員の選定が文部大臣の承認事項となるため、大学の人事に国が介入する根拠となるものです。大学の教職員の意思が反映されなくなる恐れがあります。
 憲法23条の学問の自由を保障するには、「大学の構成員が大学運営に参加する仕組みを必要」とするものである。大学の自治は不可欠の要件です。
 政府の狙いは大学を支配することで軍事研究をさせようとしているものであり、日本学術会議に続いて思想の自由と学問の自由を蹂躙していくものです。
 戦前において学問への弾圧は戦争への道に進んでいったのであることから、再び同じ誤りをさせてはならないと思います。大学関係者や知識人等は反対しています。突然提出され短期間で可決するという暴挙を批判し、法案を廃案にするために声を上げていきたい。

2023-11-17

安全保障理事会の戦闘中断決議は解決には次の行動が必要

 イスラエルとイスラム組織ハマス双方に戦闘の「緊急かつ人道的な中断」を求めるマルタの決議案が15日、国連安全保障理事会で採択された。日本やフランスなどの12カ国が賛成したが、米国と英国、ロシアが棄権した。
 米国が反対しなかったのは国内や全世界の戦闘休戦を求める声に従わざる得なかったということです。世界の市民や世論が政治を動かしているということの証であります。
 安保理決議は拘束力があり、違反には何らかの制裁ができるということです。ただ、これだけでは本当の解決にはなりません。停戦に向けての声を全世界の人々は続けなければならないでしょう。
 日本政府はイスラエルに決議の実行を求める責任を果たすべきである。

2023-11-16

会計年度任用職員の給与改定に自治体の姿勢が現れる現れる

 民間給与との比較で4月にさかのぼって公務員給与が引き上げられることになるが、会計年度任用職員も正規職員に準じて4月にさかのぼって支給するように総務省は地方自治体に通知している。
 ところが正規職員に準じて4月にさかのぼって決めた自治体は3割程度といわれています。期末手当を「引き上げない」とか、来年度から支給が可能になった勤勉手当支給は「未定」という自治体が半数に上っています。
 地方交付税措置がされますから、職員間に差別が起こらないようにすることが自治体の責任者の取る方針でなければなりません。大多数が女性でありますから、特に大切なことだと考えます。

2023-11-15

年1回の集まりを楽しむ

 30年以上続けている1泊泊りの集まりを14日から15日 にかけてした。かつては10人以上いたが今では4人になっている。一人は家庭の事情で参加できなかったし、一人は今年亡くなってしているので寂しくなっている。
 昨年お会いしてからの状況や今までの思い出を振り返っていた。いつまでも続けたいが互いに高齢になっているので保障されない。来年度も行おうとして別れたが、ぜひ来年度も合いたいものだ。

2023-11-14

内閣支持率3割を割り込む

 NHK,「産経」・FNNの世論調査が10日から12日に行われ、その結果が報告されているが、ともに支持率は3割を割り込み政権維持の「危険水域」になっている。
 NHKでは前回調査から支持率は7ポイント減の29%となり、逆に不支持率は前回より8ポイント増の52%となっている。
 「産経」・FNNは支持率が前回調査より7・8ポイント減の27・8%、不支持率は9・2ポイント増の68・8%を示している。
 NHKは岸田首相の「減税と防衛増税とは矛盾しない」には67%が納得しないと回答している。「産経」・FNNは政府の物価対応の経済政策を「評価しない」は66・6%で、「評価する」の27・2%を大きく上回っている。
 岸田政権が国民の声を聞く姿勢がないことは、自民党の政治全体がゆきづまっていることを示していると思います。国民の声を聞いたら政治の大転換が必要であり、そうなれば大企業のための政治やアメリカの要求である大軍拡ができなくなるということになる。
 国民の暮らしを守り、将来展望を持つには自民党政権に代わる憲法を守る野党連合政権の選択しなないであろう。この選択こそ国民が生きていく道であると確信します。

2023-11-13

なぜやめられないのか、政治能力なしの自公政権と維新

 大阪万博は最初の予算から1・9倍になる3250億円が必要となっている。これで終わりではない、さらに追加されるだろうというのが多くの声である。警備費は別途である。国、大阪府、経済界それぞれが3分の1の費用負担をするが、国の負担はわれわれから徴収される税金が元である。大阪府民はさらに負担が増える。
 誰が大阪万博を望んでいるのか、関心は全く低い。維新と安倍首相が決めたことらしいが、維新は大きなアドバルーンを上げていたが、窮地に追い込まれると国の責任に擦り付ける。この政党の本質がはっきりと見える。
 さらにびっくりするのは暑さ対策に屋根にリングをかぶせるという。なんと費用が350億円ということです。半年で解体するものに350億円とは無駄をなくすことを叫んでいる維新は何も言わない。
 来年の4月12日までに万博開催を返上すれば補償限度額は約348億円で済む。考えることすらしないのである。4月13日以降になると約835億円の補償額となる。
 一度決めたらやめられない政権や維新である。財界に支配されていることの証明ではないかと思ってみる。その他にはリニア新幹線、カジノ事業、原発再稼働がある。これらも財界主導の事業だからであろう。
 国民が求めているのは、戦争のない平和な社会で普通に生活が暮らせることである。憲法が規定している国民主権の日本を求めていきたい。

 

2023-11-12

大相撲九州場所が始まる

 大相撲九州場所(11月場所)が今日初日を迎えた。1年の締めくくりの場所であり各力士は来年につなげる場所として終わりたいであろう。初日は関脇若元春が負けたが、3大関がそろって危なげない取り口で勝ったのはいいスタートが切れたと思います。
 ファンが願うのはそれぞれひいきの力士がいるでしょうが、土俵上で名称にあるように大相撲を展開してほしいことです。結果は結果です。ファンを熱狂させる15日間であることを期待します。