今日の午後、脱原発四日市市民の集いが主催した「原発ゼロを求める市民集会とデモが行われた。毎年この時期に開催される恒例の集いであります。
市民集会では「わたしが大飯原発を止めた理由」と題して、その判決を下された福井地方裁判所元裁判長の樋口英明さんが語られた。
話しをされた中で、この間、いくつかの原発裁判が行われているが、原発再稼働反対の判決を下したのは2人で、自分と大津地裁の山本裁判官だけであり、18人の裁判官は賛成の判決をしているということを知りました。
原発の危険なことは被害が大きいことで、福島原発事故は、安全の三原則である止める・冷やす・閉じこめる事が出来なくなったことであるとされ、2号機や4号機が爆発しなかったことが奇跡で、爆発しておれば、東北地方の全滅や250km(東京を含む5千万人)に及ぶ事故になっていたことは想像されると説明された。
3.11事故が起きるまでは、原発訴訟を担当する裁判官の拠りどころとなっていたのが「伊方原発訴訟」で、「原発訴訟は高度の専門技術訴訟であり、原発が安全かどうかを裁判所が判断するのではなく、規制基準が合理的か否かを最新の科学的知見に照らして判断するのが相当である」という極端な権威主義、頑迷な洗礼主義、そこからはリアリティーが欠如しており、もっぱら科学者盲信主義であったということでした。
福島原発事故の後においては、具体的危険性が万が一でもあるかが判断の対象とされるべきであり、この判断を避けることは裁判所に課せられた最も重要な責務を放棄するに等しいと考えられる」と判決で語られました。。
関西電力は、大飯原発は700ガルであるが、その1.8倍、つまり1260ガルまでは大丈夫としているが、1260ガルを超える地震が来るかどうかの予知であるが、6年足らずの間で、全国で20カ所ない原発のうち4つの原発を、想定した地震動を超えるものが5回も襲っていると著書でのべられている。
大飯原発を止めた理由を聞きながら、判決でのべられた人格権が侵害される具体的な危険が認められるとか、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であるとのべられたことが理解できました。
その後、市内繁華街を原発反対を訴えて歩きました。

