前朝日町議会議員
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2019-10-28

民間の英語テスト導入を撤回しない限りお詫びではない。

 萩生田文部科学大臣は24日のテレビ番組で、大学入学共通テストの英語で民間検定試験導入について、家計事情や居住地で不利が生じるという指摘に「自分の身の丈に合せて頑張ってもらえれば」という暴言を発した。
 これに対して、当事者である高校生や国民は厳しく大臣の姿勢を批判した。この件ではすでに全国高等学校長協会が、経済格差や地域格差が解消される見通しが立たないなどとして、2020年4月からの開始を延期するよう求めています。
 萩生田文科大臣は28日、前回の発言について、取材に対し「国民、特に受験生に不安を与えかねない説明だった。おわびしたい」と述べた。この発言では不安が解消されない。本当に謝罪するなら英語の民間試験導入を撤回すべきである。
 文科省の方針は、入学試験で民間に売り渡す大学共通テストを実施しようとするもので、一つは、英語は民間テストに丸投げする。もう一つは、国語・英語の記述導入は、スキャナーを入れて、アルバイトに採点させる。そこには教育に対する文科省の責任も役割も捨てています。ひたすら民間化することで、国民には大きな格差と負担を、企業には利益を吸い取らせるという亡国の教育政策です。
 教育基本法4条には「すべて国民は等しく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられなければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない」と規定されています。教育勅語を目ざすのではなく、現行法を遵守すること、撤回と合わせて実施すべきです。

2019-10-27

調査活動が十分された県小中学校児童生徒の作品展

 それぞれの学校では夏休みの期間で児童生徒が課題を取り上げて自主研究します。学校ごとや地区ごとの作品展示がされますが、三重県全体としての児童生徒作品展が開かれていましたので見学しました。
 展示されている作品は、特選されたものが18作品(小学校児童11、中学校生徒7)、入選されたものが58作品(小学校児童29、中学校生徒29)でした。
 どの作品も課題に対して良く調査されており、教材になりうるものもあったようです。題材は自分の住んでいる市や町の歴史、文化、産業、課題となっているものなのでした。課題となっている内容では、高齢ドライバーによる交通事故と免許の自主返納、「獣害」について、脱プラスチック、防災などがありました。
 わたしは「朝日町郷土かるた」という名で、郷土の歴史をかるたで紹介している作品に注目しました。作品名からいって発想がユニークであり、つぎはどういう歴史が登場するのかを想像すると、最後まで飽きることなく観る人を引き付けるものがあると思いました。
 すべての作品を見ることはできませんが、自分の市や町の歴史や生活しているなかでの様々なことを知ることによって、新たな発見や未来への展望を見出すことができるのではないかと想像します。
 足と筆記用具を持ちながら、困難と根気のいるなかでなし得たものは貴重な財産であります。学習の成果とはこのようなことではないでしょうか。児童生徒の作品は大人に刺激を与えたことでしょう。

2019-10-26

台風21号の豪雨で千葉・福島で死者10名、行方不明者1名

 台風21号の豪雨でまた犠牲者が出た。千葉県で9名、福島県で1名ということですが、福島は19号に続き2度目、千葉は15号、19号に続く3度目であります。この様子を見ますといつ全国どこに起きても不思議ではないように思います。千葉県鋸南町のブルーシートで覆われた屋根に雨が降っている映像が日本の防災状況なのかと愕然とします。
 相次ぐ台風や豪雨は地球温暖化の影響が考えられますが、水を吸収する水田が荒廃していたり、山林の管理をされてこなかった政府の農業、林業政策にあったことも影響しています。
 政府は国土の強靱化ということを言いますが、人のいのちを守る政策ではなく、ゼネコンを儲けさせる経済政策といわざるを得ません。いまこそ。本気になって人のいのちが守られる国づくりに舵をきるべきです。一地方自治体の財政には限界があるので、国が責任を果たすべきです。

2019-10-22

「即位の礼」の異様な光景

 安倍首相「天皇陛下 バンザーイ」 自衛隊の礼砲「ドーン」参列者「バンザーイ」・・・・この光景に異様な感じを持ったのはわたしだけではないでしょう。
 明治憲法下の儀式そのものと追われていましたが、国民主権ではなく天皇主権を誘導する狙いが政府に会ったのだと思ってしまいます。日本国憲法は第1条で、「天皇は、日本国憲法の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」と定められています。天皇の即位を祝福する人であっても、あの光景にはと感想を発せられる人もあるでしょう。
 あの光景は台風15号、19号で被害を受けた人々にはどう映ったのでしょうか。

2019-10-22

ドキュメンタリー番組「事件の涙」は現代社会を反映している

 21日夜のNHK番組「事件の涙『仙台母子心中事件』」の遺族の会見は衝撃を受けた。いじめを理由に自殺したいという娘と母親が学校とのやり取りを残した170枚の手記が紹介された。そのなかでは、学校に解決を求めたのであるが、学校からの対応が進まずあきらめていく心情が綴られています。
 親子2人が追いつめられて失ったいのちに償うため、学校は170枚の手記に応える責任があるのではないでしょうか。

2019-10-21

千路と町長の1対1対談を傍聴

 今日の午後、三重県知事と町長の1対1の対談が行われました。自治体の課題について県の支援や協力を求めるもので、町長は課題になっている3点についてのべました。
 第一は、防犯対策の強化として、交番・駐在所の設置を求めるものでした。人口増や幼少人口が増加していることからも、自治体で唯一設置されていないので求めたのであります。
 これには、交番や駐在所の設置は人口、周辺地域の状況から判断されるが、財政の問題や設置数が決められており、すぐには実現できないが課題とするという趣旨の回答がありました。
 第二は、来年9月より中学校給食実施を決めているが、費用は3億円要するため、40億円の予算規模では財政的に厳しく、新設の場合は補助があるが、改築には補助がないために県からの補助を求めたのであります。
 これには、県としての財政補助は過去からの経緯からできないが、国庫補助がどうしたら可能か調べてみたいという回答でした。
 第三は、自主防災隊の組織強化並びに町職員に対する教育支援を求めたことに対しては、自治体がどれだけ取り組むか(各種の研修等に参加して学ぶ)も大事であるとして、研修するメニューを情報として発信したいと回答された。
 この場所で課題が解決されるわけでないが、対話を通して町の状況を知事に理解を求める機会の一つとしてとらえることが大切ではないかと思いました。
 

2019-10-21

ラクビーワールドカップでの日本チームの健闘をたたえる

 ラクビーワールドカップ準々決勝戦が20日に行われ、日本チームは南アフリカに3−26のスコアで敗退した。全力を尽くしての結果でありますが、選手にとっては残念の気持ちがあるでしょうが、インタビューなどから、すべてを出し切った満足感が言葉から知ることができました。
 ベスト8という目標を果たせたことが何よりも収穫であったと思います。日本での開催に際して、厳しい練習を重ね、プレッシャーを感じたことでしょうが、多くの国民はラクビーの楽しさやすばらしさを味わうことができました。子どもたちにとっても、新たな目標ができたのではないでしょう。
 選手たちをはじめ関係者の健闘を称えたいと思います。ご苦労様でした。

2019-10-20

政府は中東沖に自衛隊派兵を検討、戦争に巻き込まれる恐れがある

 安倍首相は18日、国家安全保障会議で、中東への自衛隊派兵の可能性を検討するよう指示したと、菅官房長官が記者会見で表明した。
 菅官房長官は有志連合には参加せず、「日本独自の取組みを行っていく」とのべているが、アメリカからの要請であることは否定できないであろう。派兵の理由は、防衛省設置法に基づく「調査・研究」であるとしているが、監視活動をするのであるから、無理な理由であります。
 派兵することで、もし、アメリカとイランがことを交えたときは、何らかの理由をつけて、一緒に戦争をすることになる危険があるといえます。「イラン核合意」から離脱したアメリカに責任があるのであって、安倍政権がすることは、アメリカに核合意に戻るよう主張することである。

2019-10-20

ぜひ進めたい本「菜の花の沖縄日記」

 「菜の花の沖縄日記」を読んだ。主人公の坂本菜の花さんが中学校卒業後、高校生活を沖縄で過ごした日々の出来事を著したものです。
 高等学校に入学した4月から北陸中日新聞に連載されたもので、不安な沖縄の生活を始めながら、人々との出会い、生徒とのさまざまな葛藤に日々成長する様子を見ることができます。高校生活で教わった教師の教育方針が素晴らしいものであったことは、生活を豊かで実りあるものにさせたと思われます。
 菜の花さんの生活には勉強のことはほぼなく、自分と違う意見を持った人との付き合い方や多くの沖縄の人と出会うことによって沖縄の歴史と現実を知ることによって生きる目的をつかんでいくような印象を持ちました。
 この本を読みながら、この時期の子どもにとってどれだけの人と出会い、どのような影響を受け、そこから会得するものをどれだけ獲得するかは重要なことであろうと思います。
 ぜひ、小学校高学年の児童から中学生に読んでもらいたいと思います。何かを発見することができるのではないかと思います。



2019-10-19

北勢5町議会議員研修会

 18日の午後、年一回開かれている北勢5町(木曽岬町、東員町、菰野町、川越町、朝日町)の議会議員研修会と懇親会がありました。
 講演会は、「東日本大震災と男女共同参画」というテーマで、フリーアナウンサーになったばかりの笠井信輔さんの話しを聞きました。
 男女共同参画の部分では、自分自ら妻の出産に立ち会うため番組を休むことに会社は難色を示していたが、中継放送をすることを条件に認められたことを話され、そのことが後輩が休み安くなった環境をつくることや女子アナウンサーが出産後も仕事を続けられるきっかけになったと振り返られた。
 1986年に男女雇用均等法が改正されたが、簡単には男女間の改善はされず、子育てが女性の負担が続いているが、育児は自己犠牲ではないかとものべられた。男女共同で社会をつくっていくには、家の中で男が自らのことを自主的にすることが大歩であると語られ、一例として、衣替えは自ら準備して行えるようになることといわれた。
 東日本大震災での取材の経験を話された。現場をいくつか見たが、悲惨さに言葉が出なかったこと、それぞれの人が歯を食いしばって避難所で生活している姿を目の当たりに見ると、取材の難しさを感じたというようなことも話された。
 特に印象を持ったのは、話しのなかである避難所では生活をする場が自治会ごとに分けられていたことです。その理由は、翌日目が覚めたときに、横にいるひとが近所の知り合いであれば安心できるという配慮がなされていたということです。
 講演を聞きながら、以前に同じ話を聞いた記憶がありました。いつ、どこでかは思い出せませんが、今回も印象に残るものがありました。
 その後、5町の議員懇親会で意見交換をしました。それぞれの町の課題や議会の様子を互いに話し合い親交を深めました。わたしが話したメンバーでは消費税そのものはよくないという意見が出て、予想外の話しに進みました。
 議員は各人が意見を持ちながら、議会では現状維持になるのがなぜなのかが疑問として残り、これから探究する課題であると考えました。