前朝日町議会議員
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2022-04-22

地元の神社の春の大祭に参列しました

 昨日と違って好天気になった今日の午前中、地元の神社で行われた春の大祭に列席しました。コロナ禍で神社関係者で祭りごと行われていましたので2年ぶりの参列です。昔ながらの雅楽が奏でられる中での厳粛な儀式でした。
 神主のあいさつはコロナをはじめウクライナの問題まで話され、参列者の健康を祈願してくださいました。
 春の大祭は厄年のみなさんが参拝される方にお菓子をふるまっておられました。穏やかな生活が送れるよう願いながら企画しました。  

2022-04-21

沖縄復帰50年国会決議は沖縄県民の願いにこたえていない

 21日の衆院沖縄北方特別委員会で、沖縄復帰50年決議が可決された。1972年の本土復帰にあたって屋良朝苗主席がまとめた「復帰措置に関する建議書」には、日本国憲法の理想のもとで本土に復帰し基地のない平和な沖縄をつくろうという希望がつづられていた。
 現在では米軍基地が全土の73%を占めており、基地が平和、暮らしを脅かしている実態が続いています。したがって、平和な沖縄を実現すべきというのが復帰50年の沖縄県民の気持ちであります。
 ところが決議は、基地の整理・縮小はのべているが、日米地位協定の見直しはのべられていません。これでは、決議は県民の意思をくみ取らない姿勢です。沖縄の負担軽減と言葉だけ述べてきたことになります。
 この決議に反対したのは共産党だけということですが、立憲民主党が賛成しているのはこの党の限界を示していると思いました。どの政党が沖縄県民の心を知っているかが現れたということです。

2022-04-20

9条を持つ国として非軍事支援に徹するべき

 ロシアのウクライナ侵略に対し、多くの国々からウクライナ支援が寄せられている。日本政府もこれまで、防弾チョッキやヘルメットなどを提供してきた。今度は防護マスク、防護衣、小型無人機(ドローン)を提供すると発表した。防護マスクは「防衛装備三原則」の範囲内ということですが、紛争当事国への武器輸出になっていく恐れがあり、憲法の平和原則に相いれない。
 日本は9条を持つ国である。武器を提供しなくとも支援の方法は難民の受け入れや食料,衣服等や財政支援という非軍事分野がある。なし崩し的に軍事品を支援することは戦争する国図栗をしようとする政府が利用することに危険を感じます。

2022-04-20

こども家庭庁設置法案などの提出も子どもの現状検証がないと期待できない

 政府提出のこども家庭庁設置法案と与党提出のこども基本法案が審議入りした。どういう内容を審議されるかはこれからですが、子どもの現状認識がきちんとされ、本当に子どもの権利が保障されているのかを検証しなければ子どもを守ることにつながらない 。
 子どもの7人に1人は貧困状態であり、2020年度では虐待相談件数は20万件、不登校も同じ20万件、いじめの認知件数は51万件となっており、子どもは守られてきたとは言い難い状況です。
 子どもの状況について、国連の子どもの権利委員会は、日本は子どもへの財政支出が少ないこと、貧困率が高いなど指摘されている。また、高度に競争的な教育環境が、いじめ、不登校、自殺などを助長している可能性を指摘している。これらの指摘を政府は放置してきていることが、子どもの生きづらさをつくってきていると考えます。
 子どもの権利条約は54条で構成されていますが、「生命、生存及び発達に対する権利」『子どもの最善の利益』「子どもの意見の表明・尊重』「差別の禁止」が原則となっています。これらから子どもの現状を見れば改革すべき課題は多くあります。
 条約には子どもの養育の第一次的責任は両親となっていますが、同時に国家の支援を規定しています。子どもを守り育てる(4つの基本原則を実行していくため)責任は社会であることが条約が求めていることです。
 法案が審議され注視していきたい。

2022-04-19

米国(米軍)に申し入れていることを疑う気持ちが強くなる

 歴代自公政権は日米同盟の強化とか日米同盟を進化するとかのべているが、国民のいのちを危うくする事象に改善を求めているかが怪しい例を二つ取り上げてみたい。
 東京都の横田基地の特殊作戦機CVオスプレイが民家の間近で空中停止訓練(ホバリング)を行い深刻な騒音被害が出ている。住民が騒音の苦しみや夜遅くまで訓練しているので精神的におかしくなってくるという苦情があるため、防衛省北関東防衛局が2月に同基地の副司令官に抜本措置を求める要請文を提出しているが、返信がいまだ出されていないことが国会で明らかになっている。要請後も訓練がされているという日本国民を何とも思っていない対応にもかかわらず、防衛大臣の答弁は「回答はない」というだけで国民を守ろうとする意志が見られない。
 もう一つは、3月23日に、「陸上上空ではしない」という日米間の約束を破って山梨県甲府市上空付近で米軍KC130空中給油機とF35ステレス戦闘機が空中給油をしていたことを共産党の議員が国会で取り上げ、米軍確認を求めていたが、これもいまだ「回答が得られていない」と防衛省側は答弁している。沖縄では衝突して海岸近くに墜落した例があるので、陸上上空ではしないということになったのであります。
 回答が遅れているのであれば米軍に督促するのが普通の行動であるが、「回答がない」で済ましているのは、本当に米軍に要請したのか、それとも時間がたてば忘れるだろうという考えであると思わざるを得ない。
 このような卑屈な態度では独立国の政府としては役に立たない。疑問を感じないのだろうか。思考停止となっていることで国民の命を守っていく政治ができるとは思えない。主権国家としての信念を取り戻す姿勢を示すべきです。

2022-04-18

新型コロナウイルスの「第7波」への警戒

 ロシアのウクライナ侵略戦争の状況は日々マスコミで報じられていますが、それに隠されているのかコロナウイルス感染の「第7波」の兆候が見えなくされているのが心配であります。
 厚生労働省は11日、3月26日に米国から到着した30代女性が、入国時検査でXE感染が初めて判明したと発表した。XEはオミクロン株の「BA,1」と置き換わりが進んでいる「BA2」の遺伝子が交じったもので、拡大への警戒が言われています。
 政府のコロナ対策は医療費削減政策の上に行われていますから、臨時対応の連続でしっかりとした方針はつくろうとしないように思えてなりません。ですから、コロナ病床を確保した病院には税金で補助する。コロナ病床を持つ病院しか治療薬を出さない。病院が検査、診断、治療、入院隔離をする仕組みを壊してきたということになります。
 第7波のことを考えますと緻密なチェック体制をとることが必要であります。国民皆保険を学校、会社、地域、病院、介護施設で生かしていくことです。
 保育園、幼稚園、学校なら校医、会社、事業所なら産業医、介護施設、病院なら独自でできましょうし、地域住民はかかりつけ医でチェックすることができるようにすることができます。更に経口薬、処方できる病院の制限を解くことも必要ではないかと思います。
 国民皆保険制度がありますから日常的にかかりつけ医院で診断を受けていますし、一番患者を知っている病院で対応してもらうことが拡大を防ぐ根本的な法であると思います。そのためには医療費削減や公立・公的病院等の削減はやめるべきです。
 国民の命を守ることに勝る方針はないことを自公政権は自覚すべきです。
 

2022-04-17

憲法前文を読み直す

 ロシアのウクライナ侵略を怒りを込めて批判するが、同時に9条の素晴らしい内容を守り発展させていく世界的意義を感じます。前文を読み直しますとすべての文面に意義があることを再確認しますが、次の文章に今日的意義を一層感じます。それは以下の文面です。
 われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

2022-04-17

ロッテの佐々木朗希投手が先週に続き不安に夢を抱かせてくれた

 一週間前に款全試合を成し遂げたロッテの佐々木朗希投手は、今日も快投をみせ8回まで完全試合実現に向かっていた。
 しかし、ロッテも得点を挙げることができず、佐々木投手の投球数が100球を超えたので井口監督は交代させた。投球数は102球、打者24人に対して14三振を取った素晴らしい内容でした。
 井口監督の適切な投手交代は,フアンに次の夢に希望を持たせてくれたと思えば楽しいことではないでしょうか。

2022-04-17

花の持っている多様性

 NHKに「ドキュメント72時間」という大変好きな番組があります。あるテーマに沿って集まってこられる人々のおもいをインタビューしたもので、先週は生花店がテーマでした。
 収録が3月10日という東日本大震災がおきた前日で、宮城県名取市閖上の生花店でのインタビューでした。3・11や卒業式を前にしたこともあり、震災で祖父母、母親や連れ合いをなくされた方が慰霊碑や墓に供える花を買いに来られた方や卒業式を前に部活動のメンバーに渡される花をプレゼントされる方の思いが語られました。
 母親に迷惑をかけ家裁まで付き合わせた少年のころの思いと今の思いを語っておられた青年、父親を亡くした息子が落ち込むのを部活のメンバーが支えてくれたことへの感謝の言葉をのべられた母親、自分が指導した部活メンバーに卒業祝いの花を渡す一方、かつての教え子が震災で亡くなり献花台に供えると語られた先生、震災で主人を亡くしたが、やっと主人のことを思い出すことができましたという11年の歳月を語られた人などの言葉を聞きながら、花が両者をつなげている大切なメッセージであると思いました。
 それは毎年つなげるものであり、花をささげたびに自分が亡くなった人の分まで生きていくんだという報告になるように思いました。
 人はそれぞれの人生を生きているわけですが、そこには重い思いもありますが、同時に生きていける喜びとしなければならない責任があるのだと思いました。

2022-04-16

歴史の重みを感じた

 今日の午後、共産党の演説会に行ってきました。この党が自公政権や財界と最も対極にある政党でありますから、ロシアのウクライナ侵略をどうとらえているのか、参院選への考え方を知ることが必要と思ったからです。
 話を聞きながらどんな問題でも方針を持っていること、その方針が昨日や今日できたものではなく、過去からの厳しい活動から政策としてつくられてきたことを土台としているということでした。
 今日の世界状況から覇権主義には一貫して反対していることが、旧ソ連やロシアとの闘いや中国の毛沢東路線と生死をかけた闘争をしてきたことを語られ、その戦いとそこから生み出された理論的根拠が方針となっていることが理解できる話しでした。
 党創立から今年で100周年を迎えるということですが、戦前は非合法で多くのいのちが失われてきたことや戦後も敵視されてきたので覚悟をもって今日まで歴史を歩み続けられた確固たる信念が言葉の中に込められていることに他の政党にはない重みを感じた。
 100年の重みは苦難との戦いであったということですが、正しい方針を持って国民の命を守るため戦争反対、主権は国民にあるということを主張してきたからこそ確信のある話ができるのだと思ったことです。
 政党の値打ちは創立から今日までの歴史全体で評価すべきであり、科学の立場で考えているかどうかではないかと思いました。ましてや分裂や再編を繰り返す政党は評価に値しないと思います。