今日7月7日は七夕です。七夕は、織姫と彦星が1年に1度だけ天の川で会える日とされています。わたしたちは七夕を飾り、それぞれが自分の思いや願いを短冊に書き笹に括り付けます。その願いこそわたしたちが持ち続けたい気持ちです。
一方、1937年7月7日は、盧溝橋事件が起きた日で、日中戦争の発端になったのです。日中戦争では日本軍の死者は41万人、中国の死者は軍民併せて100万人といわれています。戦争は誰も幸せになれません。人間の知恵と努力で避けなければならないことを学ぶことです。
5年前の7月7日は国連総会で核兵器禁止条約が採択された歴史的な日です。人類の生存にかかわる重要な条約で、核廃絶を求めていた世界の運動と世論が成し遂げた歴史的成果です、
2022年6月29日現在、条約署名国は86か国・地域、署名は66か国・地域です。6月21日から23日まで核兵器禁止条約第1回締結国会議が行われ、オブザーバーで参加する国や市民団体の参加も加えて成功裏に終わっています。
唯一の被爆国である日本政府は参加せず、条約には参加しないと表明しています。アメリカの圧力なのか自主性は全く感じられません。
7月10日は参院選の投票日です。それぞれの願いを投票に託すため投票場に足を運びましょう。未来を選択することはわたしたちの権利と希望をつくるものと考えます。
ブログBlog
2022-07-07
7月7日は歴史に刻まれている日
2022-07-06
参院選の判断に「翼賛政治」の流れをしっかり見たい。
ロシアのウクライナ侵略に乗じた軍事費増の主張に、多くの政党がのみこまれています。政治の役割は軍事ではなく、意見が違っても外交による平和な世界づくりです。選挙戦の中で聞くことはアジア太平洋戦争が始まるまでの1940年に、共産党を除く政党が「大政翼賛会」に合流し、侵略戦争に突き進んだことです。
いま考えると侵略戦争は自らの利益だけの行動で、国民は侵略戦争の道具にされたのです。神宮外苑での学徒出陣の光景はいまでもテレビの画面でわたしたちに教訓を残しています。前途有望な青年が自らの意思を殺しながら「お国のため」という思想に押し込められて命を落としたのです。
侵略戦争の結果は軍国日本の敗戦でした。沖縄戦で多数の犠牲者を生んだこと、広島・長崎への米国による原水爆の投下で多くの犠牲者と命は長らえたが原爆症で苦しみ亡くなった方々や苦しみを抱えて生きながらえている方々を生んでいることは、侵略戦争の犠牲者は普通の国民であることを忘れてはならないのです。
自民公明維新などが盛んに戦争準備のため軍事費増や9条改憲を国民に訴えています。彼らは歴史の教訓を学ぼうとはせず、軍事大国の誇示と戦争体制をつくる狙いを持っています。
戦前は共産党はじめ戦争反対勢力は治安維持法で逮捕され、多くの人々は拷問の末に命を奪われました。今の政党状況は当時の状況を思い出させます。
今回の参院選の政党選択の大きな部分は歴史をきちんと学んできたかどうかです。軍拡を叫ぶ戦争準備勢力は除外すべきであり、戦前から命を懸けて反戦平和を貫いてきた共産党の前進が必要であるというのが選挙状況から到達した結論です。
いま考えると侵略戦争は自らの利益だけの行動で、国民は侵略戦争の道具にされたのです。神宮外苑での学徒出陣の光景はいまでもテレビの画面でわたしたちに教訓を残しています。前途有望な青年が自らの意思を殺しながら「お国のため」という思想に押し込められて命を落としたのです。
侵略戦争の結果は軍国日本の敗戦でした。沖縄戦で多数の犠牲者を生んだこと、広島・長崎への米国による原水爆の投下で多くの犠牲者と命は長らえたが原爆症で苦しみ亡くなった方々や苦しみを抱えて生きながらえている方々を生んでいることは、侵略戦争の犠牲者は普通の国民であることを忘れてはならないのです。
自民公明維新などが盛んに戦争準備のため軍事費増や9条改憲を国民に訴えています。彼らは歴史の教訓を学ぼうとはせず、軍事大国の誇示と戦争体制をつくる狙いを持っています。
戦前は共産党はじめ戦争反対勢力は治安維持法で逮捕され、多くの人々は拷問の末に命を奪われました。今の政党状況は当時の状況を思い出させます。
今回の参院選の政党選択の大きな部分は歴史をきちんと学んできたかどうかです。軍拡を叫ぶ戦争準備勢力は除外すべきであり、戦前から命を懸けて反戦平和を貫いてきた共産党の前進が必要であるというのが選挙状況から到達した結論です。
2022-07-05
多様性を認めない議員を擁している自民党では個人の人権が擁護されない
宗教法人「神社本庁」を母体とする政治団体の趣旨に賛同する国会議員でつくる「神道政治連盟国会議員懇談会」(神政連)の総会で配布された冊子がある。冊子は、同性愛について、「精神の障害、または依存症」「回復治療が期待できる」などと書かれている。性的マイノリティー(LGBTQなど)を差別する内容であり、人権蹂躙であり許されるものではない。
当事者たちは自民党本部に抗議する姿がユーチューブで報道されていた。神政連に参加している国会議員は263人で大半が自民党議員ということです。
人間の生き方は各人それぞれであり、一つのイデオロギーから評価するのは時代錯誤の非科学的な考え方です。このような人々が多くいる自民党による政権は長く続けされるべきでありません。
自由というものをしっかりと認識して、多様な生き方を尊重することこそ未来に向かって進んでいく基本的認識と考えます。
当事者たちは自民党本部に抗議する姿がユーチューブで報道されていた。神政連に参加している国会議員は263人で大半が自民党議員ということです。
人間の生き方は各人それぞれであり、一つのイデオロギーから評価するのは時代錯誤の非科学的な考え方です。このような人々が多くいる自民党による政権は長く続けされるべきでありません。
自由というものをしっかりと認識して、多様な生き方を尊重することこそ未来に向かって進んでいく基本的認識と考えます。
2022-07-04
政治家たる資質は全くない
山際大臣は「野党の人からくる話はわれわれ政府は何一つ聞かない」と述べた。野党議員が届けるのは市民の声である。それを無視することは政治がすることではない。議会制民主主義の否定であり、政治に携わる資格を持ち合わせていない。
また、麻生氏は「弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられない」「国も同じ。強そうな国には仕掛けてこない。弱そうな国はやられる」とのべている。思慮が全くない発言である。いじめの背景を考えることもしないし、国際社会が第二次大戦の結果から国際秩序をつくるため国連をつくり、国連憲章をつくったのではないか。
自民党に政権を取らせてきたことが国民のことをないがしろにする政治をつくらせてしまったということである。弱肉強食の体質を持つ政権党に任せていくと、早晩日本社会は沈滞していくだろう。参院選で一つの変化をつくりたいものだ。投票所で本当の政党と政治家を選ぶことが有権者の責任になってきていると、二つの発言からも言える。
また、麻生氏は「弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられない」「国も同じ。強そうな国には仕掛けてこない。弱そうな国はやられる」とのべている。思慮が全くない発言である。いじめの背景を考えることもしないし、国際社会が第二次大戦の結果から国際秩序をつくるため国連をつくり、国連憲章をつくったのではないか。
自民党に政権を取らせてきたことが国民のことをないがしろにする政治をつくらせてしまったということである。弱肉強食の体質を持つ政権党に任せていくと、早晩日本社会は沈滞していくだろう。参院選で一つの変化をつくりたいものだ。投票所で本当の政党と政治家を選ぶことが有権者の責任になってきていると、二つの発言からも言える。
2022-07-03
許される発言ではない
きょうのNHK日曜討論は9党首によるものでした。政党の姿勢がくっきりとした内容であり、視聴した有権者には参考になったと思います。
岸田首相は相変わらず明確な方針を示さないし、公明党の山口党首も抽象的な言葉でごまかす、維新の会の松井代表は軍事費が30年間増額していないと嘘の発言をするということで、いずれも選挙をやり過ごせたらいいという姿勢である。
とりわけ許せないのは、NHK党の立花党首は少子化問題がテーマになったことに関連して、「子どもを増やせばいいというものではなく、子どもの質の問題だ。いわゆる賢い親の子どもをしっかり生んでいく」「質の悪い子どもを増やしては駄目だ。将来納税してくれる優秀な子どもをたくさん増やしていくことが、国力の低下を防ぐ」とのべ優生思想そのものである。憲法の人権規定に反するものであり、維新の会と別の意味で大変な政党が現れてきたものだということである。民主主義の危機は相当深刻になっているという証明であります。
一方、共産党は7月17日で誕生してから100年ということですが、戦前の暗黒の時代から戦争反対、主権者は国民であるという考えから18歳からの男女普通選挙権を求めたという、人間を大切にする歴史を歩んできたことと比較すると目先のことだけを考える政党が多いことを残念に思う。
岸田首相は相変わらず明確な方針を示さないし、公明党の山口党首も抽象的な言葉でごまかす、維新の会の松井代表は軍事費が30年間増額していないと嘘の発言をするということで、いずれも選挙をやり過ごせたらいいという姿勢である。
とりわけ許せないのは、NHK党の立花党首は少子化問題がテーマになったことに関連して、「子どもを増やせばいいというものではなく、子どもの質の問題だ。いわゆる賢い親の子どもをしっかり生んでいく」「質の悪い子どもを増やしては駄目だ。将来納税してくれる優秀な子どもをたくさん増やしていくことが、国力の低下を防ぐ」とのべ優生思想そのものである。憲法の人権規定に反するものであり、維新の会と別の意味で大変な政党が現れてきたものだということである。民主主義の危機は相当深刻になっているという証明であります。
一方、共産党は7月17日で誕生してから100年ということですが、戦前の暗黒の時代から戦争反対、主権者は国民であるという考えから18歳からの男女普通選挙権を求めたという、人間を大切にする歴史を歩んできたことと比較すると目先のことだけを考える政党が多いことを残念に思う。
2022-07-02
政治の責任を考えないのか
「政治に関心を持たなくても生きていけるというのはよい国です」と自民党の麻生氏がのべている。政治への関心を示す時間も心の余裕を持てない人がどれだけ多くいると思っているのか、逆に聞きたいくらいです。
2000年には森首相が総選挙時に、有権者は「寝てしまってくれればいい」と発言している。国民のために政治をしていると思わないのでしょう。経団連に指図され、実行することで政治献金にあずかるという寄生虫の集団となってしまったのか思いたくなる。落ち目になっている日本を立て直すには国民主権ということがわかる勢力でないと無理である。財界と米国に牛耳られている自公政権では期待することができない。
2000年には森首相が総選挙時に、有権者は「寝てしまってくれればいい」と発言している。国民のために政治をしていると思わないのでしょう。経団連に指図され、実行することで政治献金にあずかるという寄生虫の集団となってしまったのか思いたくなる。落ち目になっている日本を立て直すには国民主権ということがわかる勢力でないと無理である。財界と米国に牛耳られている自公政権では期待することができない。
2022-07-01
選挙報道の少なさで国民の審判ができるのか
参院選挙は今日で折り返しになります。争点ははっきりしています。平和と暮らしを守ってくれる政党、候補者はどこで、だれであるかです。関心があれば情報を求めていくでしょうが、それにしても選挙報道は有権者の判断をするに必要なものがされていません。むしろ意識的に報道していないように思います。
最近の選挙報道は投開票日での当選者の予想や結果を知らせるくらいです。報道機関は何を使命としているのか考えているのでしょうか。体制が変わらないことを願っている報道機関の翼賛体制が出来上がっていると思われても仕方がありません。
憲法が最も大切にしている主権者は国民であるということに責任をもって必要な争点を明確にする報道機関が努力することを求めます。
憲法改正を求めている自民、公明、維新、国民民主には有権者はノーという審判を下すことが日本を未来に希望を持たせる唯一の投票行動であることは、この間の少ない報道でも明らかになっていることです。
最近の選挙報道は投開票日での当選者の予想や結果を知らせるくらいです。報道機関は何を使命としているのか考えているのでしょうか。体制が変わらないことを願っている報道機関の翼賛体制が出来上がっていると思われても仕方がありません。
憲法が最も大切にしている主権者は国民であるということに責任をもって必要な争点を明確にする報道機関が努力することを求めます。
憲法改正を求めている自民、公明、維新、国民民主には有権者はノーという審判を下すことが日本を未来に希望を持たせる唯一の投票行動であることは、この間の少ない報道でも明らかになっていることです。
2022-06-30
G7の役割はあるのでしょうか
G7首脳会議が終わりました。たった7カ国で世界の課題を議論して前進するのでしょうか。世界は多様化の時代ですし、20世紀と同じような方法では世界は進んでいきません。それを補完するものとしてG20ができましたが、どうなったのでしょうか。
首脳会談にアルゼンチンやインドネシアなど5カ国が招待されましたが、自分たちの仲間を集めたというようだといわれています。その前に開かれた核兵器禁止条約第1回締約国会議は、すべての国に開かれ、市民社会の代表が政府代表と対等の立場で議論に参加していたニュースに接すると、世界の方向性が見えているように感じるのはわたしだけでしょうか。
首脳会談にアルゼンチンやインドネシアなど5カ国が招待されましたが、自分たちの仲間を集めたというようだといわれています。その前に開かれた核兵器禁止条約第1回締約国会議は、すべての国に開かれ、市民社会の代表が政府代表と対等の立場で議論に参加していたニュースに接すると、世界の方向性が見えているように感じるのはわたしだけでしょうか。
2022-06-30
公務員に期末手当支給
公務員に期末手当が支給されました。それに伴い議員も支給されました。支給額は国の方針で削減されており、昨年に比べて57,240円少なくなっています。議員等はともかく職員の削減は厳しいものです。
物価高騰にもかかわらず政府は裁量するようなことはしません。年金支給を減額したのと同じです。わたしは職員の部分の条例改正案に反対しましたが、住民の生活を守っていく任務がある公務員の生活を保障してこそではないでしょうか。職員のみなさんには、政府の施策をしっかりと頭に刻んでほしいと願っています。
物価高騰にもかかわらず政府は裁量するようなことはしません。年金支給を減額したのと同じです。わたしは職員の部分の条例改正案に反対しましたが、住民の生活を守っていく任務がある公務員の生活を保障してこそではないでしょうか。職員のみなさんには、政府の施策をしっかりと頭に刻んでほしいと願っています。
2022-06-30
井後神社のお祓い神事に出席
今日は6月30日です。神社では半年間に身についた人間の汚れを祓うということで神事が行われます。コロナ禍で参加をしておりませんでしたが、3年ぶりに出席しました。
神主の方からは半年は何もなくてこられたでしょうから、あと半年も穏やかに過ごしてくださいという言葉がありました。
それにしても猛暑で閉口しています。
神主の方からは半年は何もなくてこられたでしょうから、あと半年も穏やかに過ごしてくださいという言葉がありました。
それにしても猛暑で閉口しています。
野呂トオル(徹)
1999年の初当選から朝日町議会議員を6期連続で務める。
現在は交通安全協会朝日支部などでボランティア活動をしています。