前朝日町議会議員
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2023-01-08

二十歳のつどい

 1月9日は成人式ですが、多くの自治体では前日の日曜日に行われています。朝日町は二十歳になったことを祝うつどいとなっており、3年ぶりに来賓として参加しました。
 今年は173人の若者が二十歳の祝福を受けました。町長、議会議長のあいさつは若者の心に響いたかどうかはわかりませんが、祝福を受けた二十歳の代表の言葉は自分たちの気持ちを率直に表現しており好感を持ちました。
 考えてみれば今日出席の若者は受験勉強のなかを過ごしてきており、世の中の流れはかなずしも彼ら彼女の未来を照らしてきませんでしたので、未来への展望が持てているのかと考えてしまいます。
 「二十歳おめでとう」という型通りの言葉で若者を祝福しましたが、言葉にこそ発しませんでしたが、「自分の道をゆっくりとしっからと進んでほしい。期待しています」という気持ちでありました。
 すべての二十歳の若者が前途に希望を持てる社会にするため、責任世代として努力していきたいという気持ちを強くしました。

2023-01-07

消費税増税の計画は論外である

 厚生労働省の発表によると11月の現金給与総額(名目賃金)に物価の変動を反映させた実質賃金は、前年同月比3・8%減となった。4・1%減であった14年5月以来、8年半ぶりの落ち込みということになった。
 物価上昇に賃金の伸びが追いつかない状況が続いていることを示している。しかも、帝国バンクが5日発表したところでは、今年の食品値上げは4月にかけて7390品目になるということです。とりわけ2月は4283品目が予定されており、生活の厳しさは一層増してくる。大変な状況に政府は無策というのが国民の肌感覚ではないか。
 厳しい生活環境の中で政府筋は少子化対策として消費税増税を計画していることが甘利前幹事長の発言で明らかになった。消費税は所得の低い人ほど重くのしかかる税であり増税はすべきではない。
 大軍拡に増税を計画されているのであるから、それを中止し子育て支援に回すべきである。子育て支援の財源に消費税を当てればという魂胆に国民はしぶしぶ容認してきた部分があるが、子育て支援が進んでないことの理由・原因を明らかにするのが政権の責任である。

 

2023-01-07

立候補予定者にあいました

 議会活動報告№87を配布中に4月に町議会議員選挙に立候補する方にあいました。30代のフレッシュな感じのする好青年でした。かなり前から立候補を予定したということで、町政や議員の活動の中身を学んでいるようでした。
 会話は短時間でありましたが、自分の考えをもって議会に挑むという印象を受けました。20代から50代までで新顔がどれだけ立候補するかで今後の4年間を左右します。活気あるまちづくりができるようにするには議会においても若い力が必要です。



2023-01-06

連日の寒さにこたえます

 今日はお二人の方からの話しを報告します。
 ひとりの方は82歳の方で知り合いの関係ですが、次のようなことを言ってくださいました。「80歳前後になると元気でもいつどうなるかわかりません。わたしも2年前に転倒して大腿骨折をして大変でした。転倒が一倍大変な状況になりますから注意してください」ということでした。
 高齢になると日々体調が変化することは経験していますが、転倒ということはあまり考えたことがなかったので、しっかりと心にとめておきたいと思いました。
 もう一人の方は50歳前後の年齢ですが、議員はそれまでは普通の人でしたから多くの人から注目を帯びていなかったと思います。いったん議員になると誰もが相手にしてくれる、その人間の資質は関係なく注目を浴びるのがふしぎです、とのべられた。
 その方の思いは、いったん議員になると別人間扱いされるということに違和感を感じておられるようでした。わたしたちが選挙で選ぶときに大切なのは、本当に人のために力を尽くす人か名誉や利権を求める人かの見極めであろうと思います。
 その方はまた、信念や自分の意見を持っていない議員が多いと感じていますということでした。自分独自の確固とした信念がない人では議員の職責は果たせないだろうということが、その方の考えておられることかなと受け取りました。
 人と対話をすることでたくさんのことが教えられます。

2023-01-05

具体的道筋示さず語るだけでは実現できると思えない

 岸田首相は4日、伊勢神宮参拝のあとの記者会見で「何としても実現したい賃上げと少子化対策を」とのべたが、賃上げについては具体的方策は示しませんでした。少子化についても、今年6月の「骨太方針」までに、将来的な子ども予算倍増に向けて大枠を提示するということでした。
 賃上げについては経団連への要望になるでしょう。政府ができることである最低賃金の時給1500円と公務員の給与改正、ケア労働者の賃金大幅改定である。このことをして初めて経団連への要望は効果をもたらすが、ただ頼むだけでは否定されるだけである。しかも中小企業対策なしではできないはずであることを認識すべきです。
 少子化対策については、予算倍増といいながら23年度はわずかの増額であるから本気度が疑われる。
 その場限りの発言で国民を一時的に喜ばすが、実際実現してこなかったのが今までではないか。軍事費倍増を止め、その財源で当面対策をすれば本気度の一部分は認められるでしょう。国民は岸田首相に期待していないことはこれまでの政治が示している。

2023-01-05

社会の若返りに議会も努力すべきという論

 二日目の議員活動報告№88の配布をしました。同僚議員も配布しており、昨日も今日もあいさつを交わしました。その姿に接しるとなぜか自分の頑張りに勇気をもらえます。議員は互いに尊敬と学び合いが必要です。
 今日対話した中で、世の中は20代、30代が中心になってきていると思います。議会もそうしていくべきではと意見をいただきました。いま、80歳に近い人と80代の人と合わせて4人います。仮に4月の選挙で4人が立候補し当選すれば定数11人中4人占めることになります。そういうことになっていいのかという意見でした。
 その方はさらに組織の活性化にならないことを強く主張されていました。的を得た意見であると受け取ったことですが、どうしていくかが4月までの課題です。
 いま世界は組織の若返りと女性の役割を大きなものにしていくことです。男性中心社会から時代の先取りができる若い世代と女性が組織の中で重要な位置を占めることであると思います。

2023-01-04

人から教えてもらうことを期待しない

 今日から議員活動報告№88を配布していますが、4月の選挙はどうされますかという質問に出くわします。わたしは80歳を超えていく人間が議員をするのはどうかと思います。いつまでも長老が陣取っていると若返りや組織の活性化ができないと思っており苦慮していますと答えています。
 かならずかえってくるのは、体力の問題でしょうが、役に立つ人であればいいのではとか、若い人に教える人がないと困るのではということをです。
 その時に答えるのは、教えるというのは聞かれたらそうするのであって、本来は先輩議員のいい所も悪い所も自分で学ぶことが基本です。つまり盗むことですといいます。人間が成長していくためには自ら学ばないとだめだということです。
 全く成長していない議員はないと思いますが、経歴にふさわしい資質を身につけてきたかは疑問を持つ人はいるでしょう。結局は本人が意識するかどうかは別ですが苦しむことになるはずです。
 社会は激しく変化しています。先をしっから見通せる議員でないと困ることは当然ですが、だれを選ぶかは選挙民に委ねられます。議会は何をしているのかわからないという声を聞きますが、選挙民は選ぶだけでなく、その後を監視しないと選挙民の意にそぐわないものになっていきます。
 4月の選挙では責任ある投票をしてください。権利として選挙権を行使してください。行動の結果が自治体の今後4年間を決定します。選挙民のみなさんはそれまでに自治体の状況をしっかり学んでいただくことを願っています。

2023-01-03

明日から本格的な活動

 正月3日間は家族とゆっくり過ごしました。孫は中学2年生ですが、ゆっくりと成長しているのが実感できます。今朝相馬市に帰ったのですが、今日の朝にはわたしの散歩につき合ってくれました。わずかの時間ですが、いろいろな言葉を交わしました。自分の好きなことをすればいいと思うよとのべておきました。
 新年の新聞やマスコミ等の論調は決して日本が安泰であるとということは語られていません。戦争か平和化への分岐点にあることを吉永小百合さんは別の表現にて中日新聞で語っています。
 明るい材料は乏しいですが、あきらめずに歴史の流れを逆流させないために発言や行動をしていきたいと思います。
 あすから議員活動報告№87の配布を始めます。

2023-01-01

2023年がスタートしました

 
  あけましておめでとうございます

  日本の将来やわたしたちの生活がどうなるか見通しのない新年を迎   
  えました。
  今年は80歳を迎える年になりますが、振り返れば失敗や誤りを幾
  度かしてきました。ただ、大きな誤りがなかったのは幸いでした。
  年末に映画「ラーゲリより愛を込めて」をみました。終戦後、シベ
  リア抑留されても希望を失うことなく、人間をまっとうしようとし
  た人間をえがいています。わたしもそのような生き方をしたいもの
  です。

   本年もよろしくお願いします。

    2023年 元旦






2022-12-31

一年ありがとうございました

 今日の午後、地元神社のおお祓いの祭典に出席しすべての行事は終わりました。
 今年はロシアのウクライナ侵略をはじめコロナの感染が人々の命を奪い、生活の厳しさをもたらし続けています。アベノミクスによる円安は来年も引き続き生活を苦しめそうです。
 様々なことがありましたが、国民のための政治が失われ、民意を無視する強権政治が軍事大国に進もうとしています。来年こそいい暮らしをと願っても、ここ10年以上厳しい生活が変わることありません。むしろ毎年生活の厳しさが増してきているのではと思います。
 わたしたちの生活を変えるにはわたしたちが声を上げ、行動しなければなりません。来年4月には統一地方選挙が予定されています。わたしたちの重要な選択がその後を決めていきます。あなた任せのない社会をつくっていくために決意したいものです。
 一年ありがとう互いざいました。来年が今年よりよくなるよう力を合わせましょう。