前朝日町議会議員
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2023-01-12

議員活動報告№87アップしました

 議員活動報告№87アップしました。
 第4回定例会(12月議会)の報告をしています。ご感想やご意見、ご要望があればお寄せください。
 みなさんの声が行政を良くしていくステップになると思っています。

2023-01-11

戦争への道を食い止めているのは国民の世論、運動である

 岸田政権はアメリカの要求に従って戦争国家体制づくりに向かっているが、絶対成功させてはならない。元自民党総裁の河野洋平氏は7日放送のTBSの「報道特集」で、「70数年前に日本は決心したではないか。尊い命を犠牲にしてわれわれは繁栄を得ている。決してあの過ちはくり返しませんと何十年も言い続けて、その結果がこの政策転換(敵基地攻撃能力の保有、大軍拡)というのはあり得ない」とのべている。
 俳優の吉永小百合さんは、東京新聞1日付けインタビューで、「怖いのは、昨年末、サッカーのワールドカップで日本中が沸き返っていた時期に、敵基地攻撃能力や防衛費増額という大変な問題を、みんなで考えるんじゃなくて、どんどん決めていこうとした動きです」と、岸田政権の暴走に懸念をのべています。
 さまざまな困難はありますが、多くの先人の犠牲の上で獲得した憲法が存在する限り戦前に逆戻りさせない力となっています。しかも戦前と決定的に違うのは、戦争反対、主権在民を訴えていた共産党が非合法ではないことです。大きな支えとなっており、多くの国民、団体が歴史の教訓を学んでおり、声を上げ、市民運動で戦争反対を叫び続けています。
 戦前の過ちを二度としないことが、次世代へ引き継ぐために生きている私たちの責任です。

2023-01-10

日銀の5%利上げへはアベノミクス破綻への道に向かう導火線である。

 日銀は1月5日についに0・5%利上げを決定した。この利上げは数字としては小さいようであるが、500兆円以上の国債を保有している日銀には金融政策の幅が限られてくるし、アベノミクス破綻への道に向かうのではと思われる。
 金利を1%上げれば、国債残高は1000兆円こえるから国債費は10兆円増える。大変なことであり財政破綻を引き起こしかねない。今後どう対処するのかが焦点になる。
 金利が上がれば銀行は日銀にある当座預金金利も連動しなければ経営は苦しくなる。住宅の貸付金利も上がるでしょうし、コロナ禍でゼロゼロ融資を受けた中小企業の返済も始まっているから、返済できず倒産等が生まれる状況になっていくことになる。景気の回復などはとても望めそうにない。
 来年度予算は114兆円も5年間の43兆円の軍事費も財政破綻への導火線にならないとも限らない。深刻な事態になってきていることをわたしたちは注視していく責任が求められていると思います。

2023-01-09

議員の3つのタイプ

 今日は地域をよく知っている長老の方の話しを報告します。その方の話しは議員には3つのタイプがあるということです。住民のために努力を続け、議会活動も報告をするタイプ。二つ目は、生活の糧に老後を無難に過ごそうとするタイプで、議員活動は住民に見せていない。もう一つは、自分の利益を求める、自分のためにほぼ活動するタイプ、ということでした。
 最初のタイプは人間性や人格的に優れているが、あとの二つは人間性や人格性は欠けているということでいた。聞きながら案外的を得ているのかと思いました。すべての議員が最初のタイプであれば行政はもっと違ったものになっているでしょうが、現実はそうでありません。
 昨日の二十歳のつどいでの青年の言葉を思い出し、純粋さが足りないのではと思いますし、何のために議員に挑戦するのか原点に立ち返って考えることではないだろうかと思いました。
 選挙民は立候補者の中から選ぶわけですが、他の人に頼まれたとか知人であるからということで選ぶのではなく、候補者の政策をきちんと吟味していくことが必要です。その点では、今度の選挙で初めて候補者が作成した住民への公約(訴え)が選挙公報として発行されます。
 今日の話しを聞く中で、人に頼まれてかなり応援して当選させたが、期待外れであったということを聞きました。自分でしっからと自主判断することが必要でしょう。

2023-01-08

二十歳のつどい

 1月9日は成人式ですが、多くの自治体では前日の日曜日に行われています。朝日町は二十歳になったことを祝うつどいとなっており、3年ぶりに来賓として参加しました。
 今年は173人の若者が二十歳の祝福を受けました。町長、議会議長のあいさつは若者の心に響いたかどうかはわかりませんが、祝福を受けた二十歳の代表の言葉は自分たちの気持ちを率直に表現しており好感を持ちました。
 考えてみれば今日出席の若者は受験勉強のなかを過ごしてきており、世の中の流れはかなずしも彼ら彼女の未来を照らしてきませんでしたので、未来への展望が持てているのかと考えてしまいます。
 「二十歳おめでとう」という型通りの言葉で若者を祝福しましたが、言葉にこそ発しませんでしたが、「自分の道をゆっくりとしっからと進んでほしい。期待しています」という気持ちでありました。
 すべての二十歳の若者が前途に希望を持てる社会にするため、責任世代として努力していきたいという気持ちを強くしました。

2023-01-07

消費税増税の計画は論外である

 厚生労働省の発表によると11月の現金給与総額(名目賃金)に物価の変動を反映させた実質賃金は、前年同月比3・8%減となった。4・1%減であった14年5月以来、8年半ぶりの落ち込みということになった。
 物価上昇に賃金の伸びが追いつかない状況が続いていることを示している。しかも、帝国バンクが5日発表したところでは、今年の食品値上げは4月にかけて7390品目になるということです。とりわけ2月は4283品目が予定されており、生活の厳しさは一層増してくる。大変な状況に政府は無策というのが国民の肌感覚ではないか。
 厳しい生活環境の中で政府筋は少子化対策として消費税増税を計画していることが甘利前幹事長の発言で明らかになった。消費税は所得の低い人ほど重くのしかかる税であり増税はすべきではない。
 大軍拡に増税を計画されているのであるから、それを中止し子育て支援に回すべきである。子育て支援の財源に消費税を当てればという魂胆に国民はしぶしぶ容認してきた部分があるが、子育て支援が進んでないことの理由・原因を明らかにするのが政権の責任である。

 

2023-01-07

立候補予定者にあいました

 議会活動報告№87を配布中に4月に町議会議員選挙に立候補する方にあいました。30代のフレッシュな感じのする好青年でした。かなり前から立候補を予定したということで、町政や議員の活動の中身を学んでいるようでした。
 会話は短時間でありましたが、自分の考えをもって議会に挑むという印象を受けました。20代から50代までで新顔がどれだけ立候補するかで今後の4年間を左右します。活気あるまちづくりができるようにするには議会においても若い力が必要です。



2023-01-06

連日の寒さにこたえます

 今日はお二人の方からの話しを報告します。
 ひとりの方は82歳の方で知り合いの関係ですが、次のようなことを言ってくださいました。「80歳前後になると元気でもいつどうなるかわかりません。わたしも2年前に転倒して大腿骨折をして大変でした。転倒が一倍大変な状況になりますから注意してください」ということでした。
 高齢になると日々体調が変化することは経験していますが、転倒ということはあまり考えたことがなかったので、しっかりと心にとめておきたいと思いました。
 もう一人の方は50歳前後の年齢ですが、議員はそれまでは普通の人でしたから多くの人から注目を帯びていなかったと思います。いったん議員になると誰もが相手にしてくれる、その人間の資質は関係なく注目を浴びるのがふしぎです、とのべられた。
 その方の思いは、いったん議員になると別人間扱いされるということに違和感を感じておられるようでした。わたしたちが選挙で選ぶときに大切なのは、本当に人のために力を尽くす人か名誉や利権を求める人かの見極めであろうと思います。
 その方はまた、信念や自分の意見を持っていない議員が多いと感じていますということでした。自分独自の確固とした信念がない人では議員の職責は果たせないだろうということが、その方の考えておられることかなと受け取りました。
 人と対話をすることでたくさんのことが教えられます。

2023-01-05

具体的道筋示さず語るだけでは実現できると思えない

 岸田首相は4日、伊勢神宮参拝のあとの記者会見で「何としても実現したい賃上げと少子化対策を」とのべたが、賃上げについては具体的方策は示しませんでした。少子化についても、今年6月の「骨太方針」までに、将来的な子ども予算倍増に向けて大枠を提示するということでした。
 賃上げについては経団連への要望になるでしょう。政府ができることである最低賃金の時給1500円と公務員の給与改正、ケア労働者の賃金大幅改定である。このことをして初めて経団連への要望は効果をもたらすが、ただ頼むだけでは否定されるだけである。しかも中小企業対策なしではできないはずであることを認識すべきです。
 少子化対策については、予算倍増といいながら23年度はわずかの増額であるから本気度が疑われる。
 その場限りの発言で国民を一時的に喜ばすが、実際実現してこなかったのが今までではないか。軍事費倍増を止め、その財源で当面対策をすれば本気度の一部分は認められるでしょう。国民は岸田首相に期待していないことはこれまでの政治が示している。

2023-01-05

社会の若返りに議会も努力すべきという論

 二日目の議員活動報告№88の配布をしました。同僚議員も配布しており、昨日も今日もあいさつを交わしました。その姿に接しるとなぜか自分の頑張りに勇気をもらえます。議員は互いに尊敬と学び合いが必要です。
 今日対話した中で、世の中は20代、30代が中心になってきていると思います。議会もそうしていくべきではと意見をいただきました。いま、80歳に近い人と80代の人と合わせて4人います。仮に4月の選挙で4人が立候補し当選すれば定数11人中4人占めることになります。そういうことになっていいのかという意見でした。
 その方はさらに組織の活性化にならないことを強く主張されていました。的を得た意見であると受け取ったことですが、どうしていくかが4月までの課題です。
 いま世界は組織の若返りと女性の役割を大きなものにしていくことです。男性中心社会から時代の先取りができる若い世代と女性が組織の中で重要な位置を占めることであると思います。